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スフィンクス・レポートはグラフが命です。
出先などで文章のみお読みになった場合でも
ぜひ後ほどPDFでグラフをご確認ください。


6月の統計を概観して
先月号では「日本経済は不況に向かっているのか」と言う設問に対し、世界経済も含め、諦めるには早いと答えた。実際にその後の1ヶ月間のデータ変化を見ても、むしろ改善する様子が窺える。筆者はまだスタンスを変えられない。

藻谷 俊介
8月11日読了時間: 2分


S&P500は早期利下げ期待で反発。Apple大幅高
先週、S&P500指数は2.4%上昇。S&P500は反発。先々週末の株安に繋がった雇用統計の弱さが、逆に早期利下げ材料として株価押上げ。Nasdaq指数は最高値更新。主力ハイテクで出遅れていたAppleが米国での生産拡大のため1000億ドル追加投資発表し13.3%高。

別府 浩一郎
8月10日読了時間: 1分


消費関連統計 6月分
6月の消費は目覚ましいとは言えないが、所得増が続いており、ここで悲観的にはなれない。

藻谷 俊介
8月10日読了時間: 1分


労働関連統計 6月分
6月は、4-5月の好調に対する小さな反動があちこちに見られるが、どれも根本的な悪化ではない。むしろ、特に所得において年初からは物価上昇を上回る(実質)伸びが続いており、左記事のような前年同月比での報道は、改善について行けていない。

藻谷 俊介
8月10日読了時間: 1分


世界鉱工業生産 6月分
多少減速はしているものの、6月も世界の生産サイクルの拡大基調は続いている。ただし、3-4月に輸出の突出していた部分に対しては5-6月である程度の反動減が見られた。とは言え、その幅は上昇に対して小さく、

藻谷 俊介
8月10日読了時間: 1分


景気動向指数 6月分
先月は、機械的に算出される景気判断が「悪化」となったことが、トランプ関税中心の経済報道と相俟って、トランプ不況説への追い風となったが、筆者は総体としての不況はいまだ感知できないとした。その後の改定で、「悪化」は取り消されている。

藻谷 俊介
8月9日読了時間: 1分


「年後半の景気悪化」を前提にして良いのか
トランプ政権が発足して、アメリカ社会、そして世界が混乱し始めてからと言うもの、「年後半の景気悪化と利下げ」というシナリオが、強弱はあったとしても常にそこにあって、隠然たるコンセンサスになってきたように思う。ご承知のように、筆者もトランプに対しては様々な観点から幾多の問題点を指摘してきた1人だが、だから景気が悪くなるという論法とは

藻谷 俊介
8月5日読了時間: 4分


呆れ果てて言葉も無し
米国労働省労働統計局長がトランプによって解雇された。経済統計の改定は頻繁に有ることであり、トランプ自身による「解放の日」ショックを考慮すれば、非農業部門雇用者数が下方改定となったことに驚きはない。今回の解雇劇で、今後の米国経済統計に対する信頼度は間違いなく低下するだろう。また、トランプ関税における米国と各国との「合意」の不安定さも強く感じさせる。

別府 浩一郎
8月4日読了時間: 2分


Weekly Market Watch 定例図表
本年4月第2週以降の日本株累積買越金額(現物およびTOPIX・225・225ミニ先物)は外国人7.09兆円、個人-4.29兆円、信託銀行-4.04兆円。一方、事業法人(現物のみ)は3.90兆円。事業法人の自社株買い無かりせば、相場の様相は異なったかも知れない。本年第1週から第29週(7月25日に終わる週)までで事業法人が売越しだったのは3月第4週のみ。自社株買いが自己目的化している感も否めない(第6頁ご参照)。

別府 浩一郎
8月3日読了時間: 1分


日本および中国の足元の家計マインド
内閣府「消費動向調査」の消費者態度指数(二人以上世帯・季調値)は、トランプの「解放の日」宣言で株価大荒れの渦中で実施された4月調査で直近ボトム31.2を記録。同月は家計の今後1年予想物価変動率が直近ピークを付けた月でもあった。その後、5月32.8、6月34.5と改善したが、7月は33.7へ反落。調査基準日は毎月15日であるため、7月は日本への相互関税が8月1日から25%になるとの懸念があった時期での調査だったことが影響したかも知れない。

別府 浩一郎
8月3日読了時間: 2分


品目別に見た出荷・在庫指数 6月分
業種別・主要品目別定例グラフおよび出荷・生産の好調・低調品目のピックアップ。

別府 浩一郎
8月3日読了時間: 1分


S&P500は3週ぶり反落。雇用統計を嫌気
先週、S&P500指数は2.4%下落。3週ぶり反落。月曜にごく小幅に最高値を更新した後、4日続落。週末発表の7月非農業部門雇用者数前月比7.3万人増(事前予想10.4万人増)および5・6月分大幅下方修正を受け、下げ足を速める。

別府 浩一郎
8月3日読了時間: 1分


乗用車八社生産 6月分
先月号では世界全体としては自動車業界はまだ悪くなっているわけではないと述べたが、6月も欧米で前月比マイナスが続き、世界販売もだらだら下がっている。中国は好調さを取り戻したが、そこで儲けられる旧西側メーカーは少ない。

藻谷 俊介
7月31日読了時間: 1分


Weekly Market Watch 定例図表
強烈な生成AIの裏返しとして内外の株式市場で共通するのが、生活必需品セクター、ヘルスケアセクターなどディフェンシブの相対パフォーマンスの著しい低迷(日本株の場合、第9頁)。米国ではS&P500種時価総額に占めるヘルスケアセクターの比率が今月21日に8.9%と、ITバブルのピーク、00年3月27日に付けた8.7%に迫った。トランプ政権の政策が強い逆風となっている。

別府 浩一郎
7月30日読了時間: 1分


CPI消費者物価指数 6-7月分
7月のリアルタイム東京CPIは、どの尺度でも2%以下に下がり、急速に落ち着いた(図2H、2K)。結果として全国CPI(図2D)との乖離が急に大きくなったわけだが、これは左記事のような光熱水道(図3C)の急落、家賃の急上昇とその調整(図3B)など東京特有の一時的な現象を含んでおり、全国CPIが2%以下に下がってくることを予期させない。

藻谷 俊介
7月29日読了時間: 1分


S&P500は続伸。連日の最高値更新
先週、S&P500指数は1.5%上昇。S&P500は続伸し、Nasdaq指数ともども最高値更新。日本への相互関税が今月上旬に通知した25%ではなく15%、自動車への分野別関税も引き下げで合意。EUなどとの交渉促進期待もあり、引き続き買い優勢の展開。

別府 浩一郎
7月27日読了時間: 1分
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