景気動向指数 6月分
- 藻谷 俊介
- 8月9日
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■ 先行CI、一致CI、遅行CIの平均である6月の「総合CI」は、前月比+0.2%の111.6で、2ヶ月連続でプラス（図2A赤線）。5月は0.1ポイント上方修正の111.4であった。TOPIXなど相場2系列を除くベースでは0.0%の横ばいであったが（図2A青線）、そこからぶれの大きい鉱工業生産系の7系列を除くと+0.1%であった（図2A黄線）。3つはほぼ同じであり、今月は特定のぶれ要因が作用していなかったことになる。四半期ではいずれもマイナスが残っているが、トレンドが折れたようには見えない（図2B）。
