藻谷 俊介4 日前5 分利下げがないと経済は困るのか今回は直接関連していない3つのトピックスを順番に論じる組曲集である。4月の世界的な株価の調整を見ていると、年初から徐々に修正されてきたとは言え、まだ結構な「利下げ頭(利下げの予定視)」が市場に残っていたことに気づかされる。そして、そこまで強くない景気回復
別府 浩一郎5 日前1 分Weekly Market Watch 定例図表医薬品の相対株価(2011年末=100)は4月15日に75.0を記録(第12頁)。これは2008年6月5日以来の低水準。逆張りという観点では興味深い。ただし、「医療関連費用の抑制」という国家的課題が長期的に重石となるのも事実だろう。
別府 浩一郎4月21日1 分米国個別株動向米国主要銘柄の1週・13週・52週騰落率表およびチャート集です。 <内容> 主要銘柄:株価騰落率 主要銘柄:ティッカー・シンボル 主要銘柄:52週騰落状況 主要銘柄:13週騰落状況 チャート1:エネルギー、素材 チャート2:資本財 チャート3:資本財(続き)、一般消費財...
別府 浩一郎4月21日1 分S&P500は3週続落。半導体関連株に売り先週、S&P500指数は3.0%下落。3週続落し、約2ヵ月ぶり5000ポイント台割れ。週初発表の3月小売売上高強含みで、利下げ機運が一段と薄れる。蘭ASMLや台湾TSMC決算受け、半導体関連株への過度の期待後退。
藻谷 俊介4月21日1 分世界インフレ率 3月分3月の世界CPIインフレ率は、リアルタイム(直近3ヶ月区間の平均伸び率の年率換算値)で2.7%と前月の3.0%から幾分減速した(図4A、4D)。後述するようにモノの価格転嫁に遅れ、ないし逆行が見られることで、継続的なインフレ加速になっていないと判断している。年初から川上
藻谷 俊介4月19日1 分第三次産業活動指数 2月分2月は当社のX13AS季調では、前月比+0.1%の上昇(図2B青線)。経産省季調は極端に上振れしているが(図2B赤線、あるいは左図)、どう見ても不自然であり、また経産省の言う「堅調な財・サービス消費などを受けて」も、2月の他の統計対比で違和感しかない。来月は反動減となるのではなか
別府 浩一郎4月18日2 分3月相場で記録した様々な節目3月まで順調だった日米株式市場は、4月は米国の利下げ見通し後退と中東情勢の緊迫化により、上値が重たい展開となっている。もっとも、今次上昇相場は先月中に様々な節目に到達していたことも事実だ。
藻谷 俊介4月17日1 分貿易統計 3月分輸出数量は昨年9月をピークにして6ヶ月連続で下がり続けている(図2A青線)。速度計が示す低下の勢いも、不況期の平均を超える急落だ(図2H)。輸入数量の落ち込みも激しい(図2B)。世界からデカップリングしているのは、中国ではなく日本と言うのが皮肉だ。11頁で仕向地別の輸
藻谷 俊介4月17日2 分月例中国統計ウォッチ 3月分これまで、生産が堅調であることが筆者の中国経済への相対的楽観の大きな根拠であった。だが、3月は図1が久々にくっきりマイナスとなり、速度計も年率7%前後から一気に減速した(図2)。図1青線の公表季調値も微マイナスである。非常に問題なのは、最近になって新聞が
藻谷 俊介4月16日2 分設備投資受注 2月分図3Lで名目の民間設備投資を概観すると、昨年10-12月期の最終的な設備投資(GDP統計における民間企業設備、赤線)は、法人企業統計(青線)のTSMC工場建設などによる急上昇を反映して、大きく上がって終わっている(図2M)。今年に入ると、工作機械受注(同黄線)は1-3月