藻谷 俊介7 日前1 分第三次産業活動指数 2月分2月は当社のX13AS季調では、前月比+0.1%の上昇(図2B青線)。経産省季調は極端に上振れしているが(図2B赤線、あるいは左図)、どう見ても不自然であり、また経産省の言う「堅調な財・サービス消費などを受けて」も、2月の他の統計対比で違和感しかない。来月は反動減となるのではなか
藻谷 俊介4月17日1 分貿易統計 3月分輸出数量は昨年9月をピークにして6ヶ月連続で下がり続けている(図2A青線)。速度計が示す低下の勢いも、不況期の平均を超える急落だ(図2H)。輸入数量の落ち込みも激しい(図2B)。世界からデカップリングしているのは、中国ではなく日本と言うのが皮肉だ。11頁で仕向地別の輸
藻谷 俊介4月16日2 分設備投資受注 2月分図3Lで名目の民間設備投資を概観すると、昨年10-12月期の最終的な設備投資(GDP統計における民間企業設備、赤線)は、法人企業統計(青線)のTSMC工場建設などによる急上昇を反映して、大きく上がって終わっている(図2M)。今年に入ると、工作機械受注(同黄線)は1-3月
藻谷 俊介4月12日1 分PPI企業物価 3月分国内企業物価指数全体としてのリアルタイム・インフレ率は、3月は+2.9%(図2A)。改定後の2月値の方が若干高かった(図2C)。図2Aは確かに踊り場を抜け出したが、その後再び勢いが低下しているのだ。エネルギーを含まないコアも同様に減速し、リアルタイムでは+2.4%(図2
藻谷 俊介4月8日1 分労働関連統計 2月分■ 雇用人数 異なる統計の、往々にして異なる結論を、恣意性なしで単純な星取り表として考えるのがここでのポイント。雇用の絶対「数」の動向を示す図2B青線、図2D青線、そして図2Eの「雇用三羽ガラス」は、2月は季調前月比で3勝0敗で、先月の1勝2敗から一気に前進。
藻谷 俊介4月8日1 分景気動向指数 2月分先行CI、一致CI、遅行CIの平均である2月の「総合CI」は、前月比+0.8%の110.0となった(図2A赤線)。1月は0.7ポイント上方修正されて109.2。TOPIXなど相場2系列を除くベースでも+0.7%で(図2A青線)、そこからぶれの大きい鉱工業生産系の7系列を除いて
藻谷 俊介4月8日1 分消費関連統計 2月分1月はA、Cが前月比でマイナス、B、Dがプラスとなった。プラスとなったB、Dも趨勢的にはマイナスで、消費から良いデータは完全になくなっている。Aは当社でうるう年も補正しているので、左記事のような見かけだけの改善もない。
藻谷 俊介4月2日1 分日銀短観 3月調査全体景気を示す全規模全産業(図A)は、わずかに下へ移動。細かく言えば景気の山に近づいていることになるが、緑丸印の陰に隠れるほどの小動きであり、単なる足踏みと考えた方が良い
藻谷 俊介3月30日2 分鉱工業生産 2月分先月号では、「ダイハツは煙幕に過ぎず、2-3月も左記事(当時)のようにマイナス幅を取り戻すどころか、実際は図2A赤線(当時)のような漸減になりかねない状況」、と警告したが、実際に生産は2月も漸減した。左記事は、戻ると思っていたら戻らなかった驚きをもろに伝えている。
藻谷 俊介3月30日1 分CPI消費者物価指数 2-3月分3月の東京リアルタイムCPIは、前月までより幾分加速。図2Mは凡そ1.4~1.8%の勢いを示した。ただ、遅行する前年同月比(左記事)が示すような2%台は維持できていない。モノとサービスに分けると、どちらも先月よりはわずかに加速した(図3L~M)。図6J~Kが示す資源エネ