「年後半の景気悪化」を前提にして良いのか
- 藻谷 俊介
- 8月5日
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トランプ政権が発足して、アメリカ社会、そして世界が混乱し始めてからと言うもの、「年後半の景気悪化と利下げ」というシナリオが、強弱はあったとしても常にそこにあって、隠然たるコンセンサスになってきたように思う。ご承知のように、筆者もトランプに対しては様々な観点から幾多の問題点を指摘してきた1人だが、だから景気が悪くなるという論法とは2月以降少し距離を置き、データの変化を見ながら是々非々の対応をすべきと述べてきた。アメリカ景気そのものも意外に安定している上に、今はかつてのようにアメリカが咳をすれば世界が風邪を引くような時代ではないと考えているからである。