藻谷 俊介3月30日1 分CPI消費者物価指数 2-3月分3月の東京リアルタイムCPIは、前月までより幾分加速。図2Mは凡そ1.4~1.8%の勢いを示した。ただ、遅行する前年同月比(左記事)が示すような2%台は維持できていない。モノとサービスに分けると、どちらも先月よりはわずかに加速した(図3L~M)。図6J~Kが示す資源エネ
藻谷 俊介1月28日1 分CPI消費者物価指数 12-1月分1月の東京リアルタイムCPIは、一気にマイナス0.3%と情勢が急変(図2M)。生鮮を除くコアでも+0.8%で、更にエネルギーを除いてかつがつ+1.2%というところ。遅行する前年同月比(左記事、コア+1.6%、エネルギーを除く+3.1%)では、まだ強めに出ていることを認識する必要
藻谷 俊介1月10日1 分CPI消費者物価指数 11-12月分11月の全国リアルタイムCPIインフレは2%台前半に戻る(図2D)。遅行していた電気料金の上げも止まり、教養娯楽が牽引する状態(3頁)。中でも宿泊と飲食が強い(図6H)。次に、家電などの耐久消費財(図5H)。一方、12月の東京リアルタイムCPIも2%台前半(図2H)。ほ
藻谷 俊介2023年12月5日1 分CPI消費者物価指数 10-11月分10月の全国リアルタイムCPIインフレは、東京CPIが先に示していたコースを辿って再加速(図2D)。エネルギー、食品、娯楽などの上昇が効いている(3頁)。 ■ 一方、11月の東京リアルタイムCPIは減速(図2H)。とは言え、左記事のような前年同月比での遅れた減速に惑わされては
藻谷 俊介2023年10月29日1 分CPI消費者物価指数 9-10月分9月の全国リアルタイムCPIインフレは、東京CPIが先に示していたコースを辿って若干減速したが、リアルタイムでも2%を割ることはなかった(図2D)。Weekly Economics 8/27号で述べた下げ止まりである。一方、10月の東京リアルタイムCPIは、急加速して2
藻谷 俊介2023年9月29日1 分CPI消費者物価指数 8-9月分8月の全国リアルタイムCPIインフレは、東京CPIが先に示していたコースを辿って、若干加速した(図2D)。インフレ率が下げ止まってくると言う話は6/23号や8/27号のWeekly Economicsで書いてきたが、3.2%インフレとは結構高い水準で底堅さを見せてしまったもの
藻谷 俊介2023年8月28日1 分CPI消費者物価指数 7-8月分先に発行したWeekly Economicsにて報告のとおり、リアルタイムのインフレ率は7月までは勢いよく低下したが。東京8月は下げ止まりの様相を見せた。CRB指数などが「リインフレ」していることから考えても(図J~L)、2~2.5%あたりからもうインフレ率は下がらず、
藻谷 俊介2023年7月30日1 分CPI消費者物価指数 6-7月分報道には何かとインフレを強調するバイアスが残っているが、7月も順調にインフレ率が低下したことは隠しようがない。7月、ついに東京のリアルタイム・インフレ率がはっきりと低下し2%台前半に入った(図2H)。このグラフを見ると、第4波も終わってきたことが雄弁に示されている。前年
藻谷 俊介2023年7月2日1 分CPI消費者物価指数 5-6月分電気ガス補助金が本当のインフレ率を見えなくしてしまう問題は、当社のリアルタイム分析では今号から完全に解決した。図2D、2H、4L、4Mをはじめ、すべてのグラフに朱記されたパーセンテージは、いずれも正しいインフレ率である。先月も述べたが、インフレ率の低下ペースは非常に緩慢である。
藻谷 俊介2023年5月31日2 分CPI消費者物価 4-5月分電気ガス補助金が導入された折に述べたように、補助金は季節調整グラフにおいては1か月の段差を生じさせるだけで、翌月からグラフは上向く。 今回、東京都区部は5月まで発表されたので、当社の速度計グラフは段差を織り込まなくなり、現在のリアルタイム・インフレ率を正しく示すようになった(図2
藻谷 俊介2023年5月8日2 分CPI消費者物価 3-4月分先々月号で述べたように、電気ガス補助金は季節調整グラフにおいては1か月の段差を生じさせるだけで、その後はある程度インフレである限り、グラフは上向く。 重要なのは、その段差の後の2か月(3月、4月分)の上昇(インフレ率)が年率換算でどの程度であるかと言うことだ。それが最も直近の東京