別府 浩一郎2022年1月16日1 分Weekly Market Watch 定例図表上海、深圳の主要銘柄から成る中国CSI300株価指数は先週末4726ポイントまで下落。昨年7月27日の4751ポイントをほぼ半年ぶりに下回る(第28頁)。
藻谷 俊介2022年1月13日1 分景気動向指数 11月分先行CI、一致CI、遅行CIの平均である11月の「総合CI」は、前月比+2.0%の96.7であった(図2A赤線)。10月は0.3ポイント上方修正されて94.8となっている。TOPIXなど相場2系列を除くベースでも+2.1%だったが(図2A青線)、そこからぶれの大きい鉱工業生産系の
別府 浩一郎2022年1月12日1 分日・ユ・米の12月サーベイからユーロ圏製造業信頼感指数は4ヵ月連続改善。12月は前月比0.6ポイント上昇の14.9で過去最高を記録。一方、オミクロン株による感染急拡大によりサービス業信頼感指数は前月比7.1ポイント急低下の11.2。消費者信頼感指数は3ヵ月連続、前月比で1.5ポイント低下の-8.3だった。
藻谷 俊介2022年1月11日2 分11月の統計を概観して11月の鉱工業生産は、先月号の予測線以上に反発し(図A)、その反動で12-1月の予測線は幾分下がった。先月のように先々の見通しも一段と上がる形ではないので、少し勢いが落ちたとも言えるが、図Bが示す計画修正幅は改善しており、ジグザグしながらも着実に上昇するパターンだと思う。
別府 浩一郎2022年1月9日1 分Weekly Market Watch 定例図表先週末のTOPIX Large 70指数は2012ポイント、200日移動平均は2006ポイント。三連休明けの東京株式市場では、TOPIX Core 30指数以外は全て200日線を下回る状況となりそうです(第5頁)。
藻谷 俊介2022年1月8日2 分A Year in Review 2021 昨年を振り返って年初はコロナ第1波の後に始まった景気回復が2021年も継続すると考えていましたが、中国経済が想定外の減速となったために、世界輸出数量が減少に転じて、日本を含むアジアの景気は停滞気味となり、欧米景気も徐々に強さを失う一年間でした。秋以降は中国経済の再加速もあって、貿易と生産を中心に
藻谷 俊介2022年1月7日8 分2022年の難しさ ... 新春望見東京は特に厳しい。今号から表A右端のSpeed欄を仕様変更して、新規感染者数が10倍になる日数(直近7日で計算)を表示することにした。その日数が20日以下の危機的状況にある国は赤く表示されているが、東京は現時点で既に10日になっている。あえて畳みかけて解説すると、これは10倍にな
別府 浩一郎2022年1月5日1 分全体株高の恩恵を受けずらい個人電機株の圧倒的アウトパフォームの恩恵も外国人に比べると個人は小さい。当該主体の電機ウェイトを市場全体のそれで割った相対ウェイトは、外国人では2013年度末1.14倍から2020年度末1.35倍に上昇。逆に個人は0.97倍から0.78倍に低下した。
別府 浩一郎2022年1月2日1 分Weekly Market Watch 定例図表昨年、MSCI先進国株価指数は20.1%上昇。セクター別騰落率上位にエネルギー35.1%、IT29.1%、不動産25.9%。下位は公益7.1%、生活必需品10.8%。中国CSI300指数では逆に公益が29.6%で1位(第28頁)。ITは-1.9%で先進国株価指数とほぼ真逆の結果。
藻谷 俊介2021年12月28日1 分鉱工業生産 11月分生産が大幅に上昇し、当冊子のキーチャートである図2Aの予測は、逆に弱含んだ。この解釈が難しい。確かに予測以上に戻りすぎたと言うだけかも知れない。図Aは青い実績の部分がかなり上昇し、その反動の形で12-1月予測の赤線は頭打ちになっている。予測値の水準そのものが、先月から低下した
藻谷 俊介2021年12月27日10 分コロナ拾遺 24 オミクロン特集図6で言えば、第5波は谷から山まで約2ヶ月だった。足元の第6波は谷が2倍深いので、第5波のピークに並ぶまでデルタならざっくり4ヶ月かかるはずだが、オミクロンなら2ヶ月以内に新高値更新ともなり得る計算である。もちろん初期の検査・隔離対策の巧拙や人流の増減などでも線形は変わるので、単
別府 浩一郎2021年12月26日1 分Weekly Market Watch 定例図表電気機器のTOPIXウェイトがITバブル末期の2000年9月以来の20%台乗せ(第6頁)。ただし、前回は上場時価総額ベース、今回は浮動株時価総額ベースという違いがある。