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スフィンクス・レポートはグラフが命です。
出先などで文章のみお読みになった場合でも
ぜひ後ほどPDFでグラフをご確認ください。


乗用車八社生産 3月分
世界販売を見ると、中国の需要増が一服したところで、アメリカの駆け込み需要が発生して、ここまでで前年比3.0%の増加。日本勢の生産もほぼそれに追随している。日産、ホンダ、三菱が弱い。

藻谷 俊介
4月29日読了時間: 1分


CPI消費者物価指数 3-4月分
リアルタイムでは、コアインフレ率がサービス・インフレの再加速で4.2%もあり、加速している。コメの値段がまた少し上昇したと言っても、食料全体でもはや頭打ちは明らかである(図3A)。本丸は再びサービス価格になっていることを見落としてはならない。

藻谷 俊介
4月29日読了時間: 2分


S&P500は対中軟化姿勢好感し大幅反発
先週、S&P500指数は4.6%上昇。大幅反発。月曜、トランプ大統領が再びFRBに対し利下げを強く要求。中銀の独立性を損ねるとの懸念から株、債券、為替がトリプル安。その後、大統領は「議長解任の意思は無い」と表明。対中関税についても軟化姿勢が示されたことで、ハイテク株中心に4営業日大幅続伸。

別府 浩一郎
4月27日読了時間: 1分


支持の土台としての憎しみと誤解
「解放の日」直後の4月4日~6日に実施されたReuters/Ipsosによる世論調査では、「国際貿易では他国が米国を利用してきた」に同意する比率が共和党支持層では85%に達する。「関税は商品の輸出国が支払う税金である」を「正しい」とする比率も共和党支持層は62%ある。

別府 浩一郎
4月27日読了時間: 2分


第三次産業活動&インバウンド 2月分
季節調整ベースでの訪日客数は、急伸した2-3月は連続減(図4D)。円安によるドライブはもはやなくなってきているはずで、どこかで歴史的なピークアウトを迎えると思われるが、これがそのピークとなるかどうか。

藻谷 俊介
4月25日読了時間: 1分


Weekly Market Watch 定例図表
株価の動きを見る限り、トランプ発の貿易戦争で「漁夫の利」を得る形になっているのがインド(第23頁)。SENSEXは3月31日から4月21日までの間で2.6%上昇(現地通貨ベース)。中国CSI300は2.6%下落。最も下落したのが米国S&P500の8.1%というのが事の本質を表している。TOPIXは4.9%下落だが、円高進行によりドルベースでは1.3%高。

別府 浩一郎
4月22日読了時間: 1分


世界インフレ率 3月分
3月の世界CPIインフレ率は、リアルタイム(直近3ヶ月区間の平均伸び率の年率換算値)で+1.2%と、はっきりした減速が続いている(図4D)。昨年12月まで半年以上に亘って2%前後の程よいところで安定していたが、今年に入ってディスインフレが始まった。図3頁が示すように多くの国で減速している。

藻谷 俊介
4月21日読了時間: 2分


米ソブリンCDS保証料率の対中相対悪化
トランプ相互関税発表後、ソブリンCDS保証料率が顕著に上昇。米国のそれは3月末の約40bpから、4月11日以降は約54bpで推移。中国は3月末約52bpから4月8日には約86bpまで急上昇。その後、約67bpに低下。両国の保証料率格差は4月8日の約41bpから足元は13~14bp程度に縮まっている。

別府 浩一郎
4月20日読了時間: 2分


S&P500は反落。H20規制対象で半導体株大幅安
先週、S&P500指数は1.5%下落。スマホ、パソコンなどが相互関税の対象から除外され、分野別関税の対象となることを歓迎し高く始まる。しかし、中国向けAI半導体H20が輸出規制の対象となったNVIDIAが巨額費用計上を発表し、半導体株中心に木曜大幅安。

別府 浩一郎
4月20日読了時間: 1分


設備投資受注 2月分
先月号では、「ここまでの下落であればぶれの範囲に収まっており、世界的な設備投資サイクルに関してのアラートを出す必要性はまだ感じない」と述べたが、今月も図3Kなどを見るとその考えで良いように思う。

藻谷 俊介
4月18日読了時間: 1分


月例中国統計ウォッチ 3月分
前号で、1-2月までは昨年後半からの景気回復が継続していることを確認した。3月のデータも概ねは改善を続けているが、多少減速感が出ていることに注目している。

藻谷 俊介
4月16日読了時間: 2分


「悪いアメリカ」の波紋
仮に筆者の予想通り、今回の125~145%関税のギャグのような世界を中国が乗り越えた暁には、アメリカはもはや中国を抑え込む手段を完全に失ったことを世界に示すことになる(既に軍事力で中国を抑え込むことはできなくなっている)。これは、家康を下せなかったことで、それ以降、豊臣が徳川を完全に臣従させることができなくなった「小牧長久手の戦い」のような位置づけである。いずれ秀吉は死に際して、秀頼の将来を家康に哀願するしかなくなった。トランプは自分が歴史的な賭けをしていることに恐らく気づいていない。

藻谷 俊介
4月14日読了時間: 12分


世界鉱工業生産 2月分
2月の世界鉱工業生産(データ82%収集時点)は、季調前月比+0.6%(前年同月比+3.1%)の147.0となった(図5A)。1月は0.1ポイント下方修正の146.1であった。リアルタイムの伸び率は年率4.3%に上昇し、もはや半好況とは言えなくなった(図5D)。

藻谷 俊介
4月14日読了時間: 1分


Weekly Market Watch 定例図表
4月7日のTOPIX終値2,288は昨年8月5日終値2,227を辛うじて上回るも、株価が戻れば売りたいポジションを大量に抱え込んだのも事実。昨年8月5日安値を割り込んだ業種では尚更。今回安値が前回安値を下回るのは、化学-12.7%(-6.1%)、医薬品-10.0%(-11.3%)、電気・ガス-6.7%(-0.3%)など14業種に及ぶ。括弧内は本日終値時点。

別府 浩一郎
4月14日読了時間: 1分


強まるトランプ関税への拒否反応
ミシガン大消費者サーベイ4月速報値では、今後1年インフレ予想が6.7%まで急上昇。消費者センチメント指数先行き指数は前月比5.4ポイント低下の47.2まで落ち込み、高インフレ渦中の22年7月47.3を下回った。

別府 浩一郎
4月13日読了時間: 2分


S&P500は相互関税上乗せ一時停止好感し大幅反発
先週、S&P500指数は5.7%上昇。3週ぶり大幅反発。火曜に約1年ぶり5000台割れとなるも、水曜、同日発動の相互関税上乗せ措置の90日間停止(除く中国)好感し暴騰。単日9.5%上昇は08年10月の2回の10%超上昇に次ぐ。

別府 浩一郎
4月13日読了時間: 1分


2月の統計を概観して
ここからの影響の規模だが、関税の直接の効果はそこまで大きなものではない。以前も書いたように、日本だけが狙い撃ちされているわけではないから、価格転嫁(値上げ)は凡そ横並びになる。それは需要供給曲線に沿って需要を応分に下げるが、需要がゼロになるわけではない。

藻谷 俊介
4月12日読了時間: 2分
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