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スフィンクス・レポートはグラフが命です。
出先などで文章のみお読みになった場合でも
ぜひ後ほどPDFでグラフをご確認ください。


次は利下げと決めてかかっていると
アメリカのCPI動向を景気分析の中核に据えるような世間の習わしには違和感を覚えつつも、筆者も毎月の定点観測の対象にはしており、この週報でも隔月に1度くらいの頻度では報告してきた。前回は昨年12月なので、あまり間が開かないように今月も見ておこう。先週発表された1月分の米CPIだが

藻谷 俊介
2024年2月19日読了時間: 4分


12月の統計を概観して
日本経済は秋頃まではある程度の堅調さを保っていたが、徐々に勢いを失い、11月も露呈したのはまず弱さだったと述べた。ひと月を経て蓋を開けると、12月は更に一段と弱くなっている。さあ、これで金融正常化はできるのだろうか。12月の鉱工業生産は極くわずかにプラ

藻谷 俊介
2024年2月9日読了時間: 2分


月例中国統計ウォッチ 12月分
先月号までは、もともと好調なフロー面に加え、不動産、設備投資などストック面も改善傾向にあると述べてきた。しかし、12月はストック面の悪化が再燃し、筆者もかなり落胆した。世界景気全体も脱ポストコロナになってきており、多少目線を下げるべきではないかと悩んでいる。

藻谷 俊介
2024年1月18日読了時間: 2分


11月の統計を概観して
11月の鉱工業生産は再びマイナス(図A青線)。やはり踊り場を脱出するのは簡単ではないようだ。ただ、12-1月予測線は再びわずかに右上がりとなり、天井ではなく踊り場らしいことが改めて示された(同赤線)。とは言え、これまでも予測はプラスでも蓋を開けると踊り場が続いてきたので、あまり上

藻谷 俊介
2024年1月12日読了時間: 2分


津波バイアスから感じること
元旦当日に、2千年に1度ともされる巨大な地殻エネルギーが放出され、北陸地方で大規模な震災が発生した。その派生物とも言える羽田空港でのこれまた稀に見る機体同士の接触火災事故も含めて、恐らく誰もが立て続けに起こった予想外の出来事に驚愕し、筆者以外のエコノミストのレポートにも凡そそのこ

藻谷 俊介
2024年1月9日読了時間: 5分


「利上げ頭」と「利下げ頭」
金融市場は「利下げ頭」に切り替わってしまい、論壇もその方向に馴染ませるように景気を語るようになってきた。しかし、この年末、経済統計の変化に目立つものはなく、年初からの緩慢な回復傾向は続いている。筆者が時によって、半好況とも、のんべんだらりとも、ゴルディロックスとも呼んできたもので

藻谷 俊介
2023年12月30日読了時間: 5分


月例中国統計ウォッチ 11月分
11月の鉱工業生産は季調前月比+0.9%と大きく伸びた(図1)。図2が示すリアルタイムの増加率は年率7.1%になり、結構な勢いを回復している。この鉱工業生産と、その内訳のうち、電力、粗鋼、自動車、半導体生産は、末端11月が多少マイナスのものでも、グラフの線形としては右上がりが

藻谷 俊介
2023年12月16日読了時間: 2分


10月の統計を概観して
先月号では、日本経済はまだ自身の成長に半信半疑であり、ともすれば弱含み、目先も明確な加速は期待できないと、目線を下げた。それは正しかったようで、10月も緩慢な回復に留まった。しかし悲観なのかと言えばそうではない。10月の鉱工業生産は2か月連続で

藻谷 俊介
2023年12月8日読了時間: 2分


インバウンドのインフレ効果
3/28号『日本のサービス・インフレ勃興の可能性について』で、日本のインフレはアメリカのインフレと逆で、圧倒的にモノのインフレであって、サービスのインフレではないことを示した。当時のアメリカでは、主に家賃が高騰することによるものではあったが、サービス価格が上昇し(図Eの4)、粘着

藻谷 俊介
2023年12月6日読了時間: 3分


Antisemitismの呪縛
水もないところで元気なく横たわる何人もの乳児など、凄惨を極めるガザの映像を見ては目を背ける日々が続いている。筆者がこの地域を訪れたのは、オスロ合意前、第一次インティファーダの時期で、パレスチナ人地域は尽くシャッターを下ろし、場所によっては建物の弾痕も生々しかったが、イスラエル軍の

藻谷 俊介
2023年11月22日読了時間: 9分


月例中国統計ウォッチ 10月分
10月の鉱工業生産は前月比+0.4%と上げ足した(図1)。図2が示すリアルタイムの増加率は、最近はおよそ年率5%のラインを下回ったことはない。なるほどこれが2017年は6.5%、18年は5.9%、19年は6.1%であったから多少劣るが、大きな変調を示すものではない。

藻谷 俊介
2023年11月16日読了時間: 2分


9月の統計を概観して
反転上昇が期待された9月の鉱工業生産は、当社季調では横ばいに終わる(図A青線)。10-11月予測線は上昇を維持しているが、先月時点より傾きは小さくなった(同赤線)。赤線は先々月までは右下がりだったので、右上がりを維持していることはグッドニュースであるが、筆者としては期待ほどではな

藻谷 俊介
2023年11月14日読了時間: 2分


マイク・ジョンソンとは何者か
昨年の中間選挙の結果の与野党伯仲で、年初から不安定な状態が続いてきた米下院のリーダーシップだが、10月3日のマッカーシー前議長の罷免からわずか22日で意外にあっさりと次の議長が決まった。共和党議員221人の中から1人の反対者も出なかったこと、6年前に連邦議会議員になったばかりの新

藻谷 俊介
2023年11月1日読了時間: 9分


景気サイクルを何で見るべきか
6月に金利サイクルと景気サイクルのずれの問題を最初に提起した後、親しい機関投資家とミーティング中に、「景気の定義の仕方次第ではずれは発生しないのではないか、例えば米失業率で見れば」との指摘を受けた。時間が開いてしまったが、重要な指摘なので改めて考えてみたい。金利はグローバルな

藻谷 俊介
2023年10月28日読了時間: 5分


月例中国統計ウォッチ 9月分
9月の鉱工業生産は前月比+0.4%と上げ足した(図1)。図2が示すリアルタイムの増加率は、およそ年率5%前後はあることを示している。ちなみにこれが2017年は6.5%、18年は5.9%、19年は6.1%であったから多少劣るが、極端に何か変わったわけではない。細かいぶれは捨象し

藻谷 俊介
2023年10月20日読了時間: 2分


8月の統計を概観して
先月号では、緩慢ながら回復が続いており、まず悪くない状態であることを述べた。8月もその状態だが、9-10月の生産予測には上振れも見られ、多少加速感が出てくる可能性も指摘できるようになった。5月以降横ばいを続けていた鉱工業生産は、8月も微

藻谷 俊介
2023年10月10日読了時間: 2分


それでも弱気になれない…
筆者は昨年の12/23号『小刀を振り回す分析』で、金利上昇にもかかわらず好調な各国の内需統計を見て、「居心地の良い新ゴルディロックス的平衡点があるかも知れない。推移は注意深く見守る必要があるが、多面的データの定点観測者としては、金利上昇→不況というトップダウンのロジックから外れた

藻谷 俊介
2023年10月4日読了時間: 7分


中国の統計を実質化したのを機会に
前回の月例中国統計ウォッチで、中国の貿易情勢を判断するのに使うグラフを、これまでの名目ドルベース(図A)から、数量ベース(図B)に変更したことをお伝えした。昨今ドル高が進む中では、名目ドル表記の数値は弱含むが、同じものを円や元で表記すれば強含むことを、その時説明した。要はどの通

藻谷 俊介
2023年9月26日読了時間: 3分


月例中国統計ウォッチ 8月分
8月の鉱工業生産は前月比+0.6%(図1)。年率にすれば7.3%で悪くない伸び率だ。図2が示すリアルタイムの増加率は単月では減ったが、均せば5%前後はあることを示している。先月、当冊子のグラフには、3つのパターンが見受けられ、その中で本当に悪化しているのは、第2グループ(従来

藻谷 俊介
2023年9月17日読了時間: 2分


アメリカCPI統計アップデート
昨晩発表された8月のアメリカのCPI統計について、リアルタイムで見たグラフ類を更新してお届けしておく。図Aが示しているように、8月はCPIがこれまでの流れから外れて上昇した結果、リアルタイムで3.8%、前年同月比でも3.7%とほぼ同じイ

藻谷 俊介
2023年9月15日読了時間: 2分


7月の統計を概観して
先月号では、特段の変化はないまま、だらだらと回復が続いていると述べたが、7月は実質消費が伸びた半面、設備投資系が弱含むと言った内訳の変化はあったものの、まず悪くない状態が続いている。このところ鉱工業生産は1ヶ月ごとに微増と微減を繰り返していて、7月は

藻谷 俊介
2023年9月8日読了時間: 2分
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