別府 浩一郎2023年12月26日1 分Weekly Market Watch 定例図表中国CSI300の不動産株指数の本日終値は3522ポイント。18年1月23日終値11686ポイントから70%安。バブル崩壊的な下げは経験則上、80%下落がメドとなるが、それに近付きつつある。(当資料は12月24日付。第24頁グラフは12月22日まで)
藻谷 俊介2023年12月24日1 分世界インフレ率 11月分11月の世界CPIインフレ率は、リアルタイム(直近3ヶ月区間の平均伸び率の年率換算値)で0.9%と前月の2.0%から更に低下した(図4A)。基本的には資源エネルギー価格に合わせてのアップダウンなのだが(図8J~K)、最後までインフレ率が大きかったイギリスやポーランドがこ
別府 浩一郎2023年12月24日1 分S&P500は週央大幅安も8週続伸先週、S&P500指数は0.8%上昇。8週続伸。水曜に1.5%安と10月下旬以降のラリーの中で最大の下げ率を記録。ただ、翌木曜にはMicron Technologyの好決算を受け早々に反発。7-9月期GDP下方修正、11月PCEPIも利下げ期待の観点から好感。
藻谷 俊介2023年12月22日2 分貿易統計 11月分先月10月は基準年改定でデータがほとんど発表されていない状態だったため季節調整の信頼性が低く、輸出数量はマイナスで間違いないだろうと述べるにとどまったが、その後データが充足され、今回11月も大きくマイナスとなって、この間に大変な悪化があったことが改めて明らかになった(図2A)
藻谷 俊介2023年12月19日7 分米利下げと中国定期プレゼンテーションで機関投資家を訪問していると、アメリカの利下げの可否についてよく尋ねられる。先週のFedのフォワード・ガイダンスで来年中に3回と言う予測も出てきたことで、そこから一段と2024年アメリカ景気の失速説が導かれるようにもなった。しかし、今回の金利サイクルは景気
別府 浩一郎2023年12月19日1 分Weekly Market Watch 定例図表先週末時点で、日米の52週騰落率(現地通貨ベース)は前者が20.2%、後者が22.5%と逆転(第3頁)。セクター別で米国の1位はITセクターの44.7%。2位はごく僅差でコミュニケーション・サービス44.6%。それに対し日本は1位が公益の43.6%。・・・
別府 浩一郎2023年12月19日1 分足枷的存在としての中小企業(12月短観)「日銀短観」では本年に入り借入金利判断DIが上昇。中小製造業は足元実績18に対し次回予想は34と、金利上昇に身構え。一方、中小非製造業は足元実績が11と低く、次回予想も24に留まる。対照的な両者だが、日銀にとってはどちらも足枷的存在と言える。
別府 浩一郎2023年12月18日2 分借入金利判断DIが低い中小非製造業昨年12月以降の日銀の長期金利変動許容幅の拡大を受け、借入金利判断DIは上昇傾向にある。12月実績値を見ると、一番高いのが大企業製造業の23、一番低いのが中小非製造業の11である。来年3月に向けての予想値が一番高いのは中小製造業の34、一番低いのは中小非製造業の24だ。
藻谷 俊介2023年12月17日1 分第三次産業活動指数 10月分想定外の急悪化。いつもの経産省季調のぶれだけではなく、当社のX13AS季調でも10月は前月比-0.6%の100.9だった(図2B)。9月も0.2ポイント下方修正の101.5となっている。四半期平均でみても、顕著なマイナスだ(図2C)。左記事では冷房需要の反動減のように語