藻谷 俊介3月3日1 分世界成長率 10-12月期10-12月期の世界成長率は、データ収集率67%の現段階で前期比年率換算+3.3%で、7-9月期の改定後同4.8%から減速した(図4B)。3%を超えれば図4Bを遡って見劣りしないので、敢えて減速を強調する必要はない。取り敢えずコロナ前の勢いである3.6%の平均的な維持が
藻谷 俊介3月3日1 分モデル週報3月最初は、世界長期金利が7bp上昇して5.22%、世界株価は1.0合目上がって6.0合目に達した。世界全体としてはまさに程よいゴルディロックス相場が続いている。ただ日本では長期金利が幾分下がっており、景気の思わしくないところが多少露見しているような気がする。
別府 浩一郎3月3日1 分S&P500は半導体関連中心に続伸し高値更新先週、S&P500指数は0.9%上昇。続伸で最高値更新。週央まで小動きも、木曜発表の1月コアPCEPIが事前予想通り前年比2.8%上昇、前月比0.4%上昇だったことを受け、半導体関連中心に上値追い。
藻谷 俊介2月29日2 分鉱工業生産 1月分ダイハツ、トヨタ系の工場停止だけが原因なのなら心配はないのだが、実はそうではないところが今月のサプライズ。先月号で筆者は、既に織り込まれていた1月の減産に対して、①在庫は絶対、相対を問わず減っていること(図2E~F)、②計画遂行においてサプライズ(意図せざる急変)がない
藻谷 俊介2月28日5 分物価の牽引力が弱い1/26号で、第三次産業活動指数の連続急落を引いて、製造業とサービス業、どちらからも経済の牽引力が見えなくなっていることを憂えた。今号は、そのフォローアップである。その際に示した図Aは、1ヶ月経って左のようになっている。第三次指数の落ち込みはますます鋭くなり、振り返ってもはや
別府 浩一郎2月27日1 分家計マインド季報(2023-24年冬)消費者態度指数はリバウンドはしているが、21年11月のコロナ禍後ピークにいまだ及ばず。一方、同指数の枠外にある「資産価値の増え方」は昨年中に同ピークを更新。高所得世帯、「30-39歳未満」世帯中心に更に上を窺う動き。非正規別では「収入の増え方」が下向きで格差拡大傾向続く。
藻谷 俊介2月26日2 分月例中国統計ウォッチ 1月分ほとんど季節調整されていない中国の統計を、春節補正の季節調整ベースで並べて観察するのが月例中国統計ウォッチである。先月号ではストック面の悪化が再燃し、筆者が期待していた回復速度より少し下を見る必要性に触れた。2月は多くの統計が発表されない月であり、総合的な判断はできかねるが、発
別府 浩一郎2月26日1 分Weekly Market Watch 定例図表東証プライム市場の実績PBR(連結、日経調べ)は26日時点で1.43倍。21年3月の1.44倍、2018年1月の1.48倍が目前に迫る(第7頁)。大幅株高でもまだこれらを上回っていないのは、為替換算調整勘定経由の円安効果も含め、連結BPSも急速に高まっているため。
別府 浩一郎2月25日1 分S&P500はNVIDIA決算受け反発。最高値更新先週、S&P500指数は1.7%上昇。反発。史上最高値更新。NVIDIAの11月~1月期決算で売上高が前年同期比3.7倍、純利益が同8.7倍に急増。2~4月期売上高見通しも市場予想を上回る。これを好感したS&P500は木曜に2.1%急騰。