藻谷 俊介2022年2月21日2 分月例中国統計ウォッチ 1月分1月分の数値が発表されないという困った統計が一部にあるが、発表されたデータについてはまずまずの状況である。鉱工業生産および貿易統計は更新なし。以前の貿易統計は1月も更新されていたのだが、北京では更新しない悪習が逆に拡がっているのは残念である。企業の景況感で見ると、非製造業の低下は
別府 浩一郎2022年2月20日1 分S&P500はウクライナ情勢に翻弄され2週続落先週、S&P500指数は1.6%、DJIAは1.9%、Nasdaq指数は1.8%下落。S&P500は2週続落。火曜に「ロシア軍一部撤収」との報で1.6%上昇も、木曜には一転「侵攻の可能性が強まった」として2.1%急落。
別府 浩一郎2022年2月20日1 分Weekly Market Watch 定例図表S&P500株価指数の先週末値は4348ポイント。本年安値(終値ベース)である1月27日の4326ポイントからわずか0.5%上と、正に「薄氷を踏む」状況。春の到来は待ち遠しいものの、当分、期待薄のようです。
藻谷 俊介2022年2月19日1 分モデル週報世界株価は再び合目を下げて8.0合目に。ロシア株が順位を下げ、日本株が17ヶ国中13位に浮上。世界長期金利は変わらず。ベア色が強まった。世界的にはコロナ新規感染者数は引き続き減少傾向にあるが、日本、オーストラリア、台湾などでは下げ止まりないしは再上昇の様子もある。日本は特に人流の
藻谷 俊介2022年2月18日1 分設備投資受注 12月分筆者のコアチャートである図3Jは、1月は再びマイナス。対する海外勢(図3K)は、3ヶ月ぶりに大きくプラスである。荒い動きだ。先月号では、設備投資には強気で来た筆者も、ここは一度思案するべきタイミングだと考えていると述べた。その時点では外国勢が設備投資に慎重になっていたので、そろ
藻谷 俊介2022年2月18日1 分貿易統計 1月分メインチャートの輸出数量指数は、ぶれの少ない当社季調でも内閣府季調でも同様に下がって、微妙な終わり方になっている(図2A)。数量指数の計算に使う物価指数が、このところ荒っぽい動きになっていることに加え、オリンピック前の活動抑制で本来なら春節月ではない今年の1月の中国需要が小さく
藻谷 俊介2022年2月16日1 分第三次産業活動指数 12月分当社のX13AS季調では、12月は前月と同じく98.1だった(図2A)。11月は0.3ポイント上方修正の98.1だった。図2Bが示しているように、経産省季調値より控えめだが、当社季調はぶれが少ないことから、経産省季調では1月に大きく反動減が出る公算が高い。とは言え業種間の拡散度も
藻谷 俊介2022年2月16日1 分10-12月期GDP一次速報かなりのプラス成長であったことに筆者も異存はないが、多少上振れしている気がする。下表が示すように7-9月期の遡及改定が0.3%(年率1.2%)もあった上に10-12月期の1.3%が乗っかっているから、予測ベース対比の成長率は1.6%(年率6.6%)もあり、実際は右記事の市場予測も
藻谷 俊介2022年2月15日1 分世界鉱工業生産 12月分12月の世界鉱工業生産(速報)は、季調前月比+0.5%(前年同月比+3.4%)の137.9だった(図5A)。11月は0.2ポイント上方修正されて137.2であった。これに幾分先行する世界輸出数量指数も、12月は季調前月比+2.7%と大きく伸びた(図8B)。速度計が示すモメンタム
藻谷 俊介2022年2月15日1 分世界景気先行指数 1月分1月の世界景気先行指数(速報)は季調済前月比+0.2%の154.1で21ヶ月連続で増加(図4A)。12月は0.6ポイント下方修正の153.8だった。10月分発表時から遡って悪かったことになったCLIだが、線形は今月も微妙に変わり、ピークは5月に繰り上がって9.7合目となり、1月は
藻谷 俊介2022年2月14日1 分PPI企業物価 1月分10月から再び加速していた川上のインフレ率は、12月~1月はそれなりに減速している。速度計が示すリアルタイムのインフレ率は、11月にかけて2桁にまで加速していたが、1月は総合で3.7%、エネルギーを除いて4.8%まで一気に減速した(図2C~D)。物価水準そのものは高止まりしている