藻谷 俊介5 日前1 分世界インフレ率 3月分3月の世界CPIインフレ率は、リアルタイム(直近3ヶ月区間の平均伸び率の年率換算値)で2.7%と前月の3.0%から幾分減速した(図4A、4D)。後述するようにモノの価格転嫁に遅れ、ないし逆行が見られることで、継続的なインフレ加速になっていないと判断している。年初から川上
藻谷 俊介3月24日1 分世界インフレ率 2月分2月の世界CPIインフレ率は、リアルタイム(直近3ヶ月区間の平均伸び率の年率換算値)で3.2%と前月の1.9%から一段と加速した(図4A、4D)。年初から川上の資源エネルギー価格のインフレが加速しており(図8J~K)、それの反映とも受け取れるが、途中にあるべきPPIのイ
藻谷 俊介3月3日1 分世界インフレ率 1月分1月の世界CPIインフレ率は、リアルタイム(直近3ヶ月区間の平均伸び率の年率換算値)で1.9%と前月の1.7%から幾分加速した(図4A)。厳密には2%に届いていないが、先月号で述べたように、エネルギーの下落を反映した一時的なインフレ率低下からは回復しており、デフレ的と見
藻谷 俊介1月23日1 分世界インフレ率 12月分12月の世界CPIインフレ率は、リアルタイム(直近3ヶ月区間の平均伸び率の年率換算値)で2.1%と前月の1.1%から反発した(図4A)。2%を切ったのは一時的なもので、図4Aの最近のトレンドは年率2.5~3%だったところへ、昨秋のエネルギー・インフレによるコブができ、そ
藻谷 俊介2023年12月24日1 分世界インフレ率 11月分11月の世界CPIインフレ率は、リアルタイム(直近3ヶ月区間の平均伸び率の年率換算値)で0.9%と前月の2.0%から更に低下した(図4A)。基本的には資源エネルギー価格に合わせてのアップダウンなのだが(図8J~K)、最後までインフレ率が大きかったイギリスやポーランドがこ
藻谷 俊介2023年11月21日2 分世界インフレ率 10月分10月の世界CPIインフレ率は、リアルタイム(直近3ヶ月区間の平均伸び率の年率換算値)で2.0%と前月の3.5%から急落(図4A)。最近は資源エネルギー価格に合わせてアップダウンしてきたが、それが元の勢いに収斂したので(図8J~K)、CPIもそうなったわけである(図4D)。
藻谷 俊介2023年10月23日1 分世界インフレ率 9月分9月の世界CPIインフレ率は、リアルタイム(直近3ヶ月区間の平均伸び率の年率換算値)で3.7%と前月から幾分低下。6月2.4%、7月3.0%、8月の4.1%と言う推移で、エネルギー価格に合わせてアップダウンしている(図4D、8J~K)。PPIインフレ率は、昨年8月から価
藻谷 俊介2023年9月23日1 分世界インフレ率 8月分8月の世界CPIインフレ率は、リアルタイム(直近3ヶ月区間の平均伸び率の年率換算値)で4.2%で、7月の3.2%、6月の2.5%より着実に上昇し、過去10年平均を大きく上回っている(図4A、D)。PPIインフレ率は、昨年8月からデフレ局面に入っていたが、6月を底にして反
藻谷 俊介2023年8月21日1 分世界インフレ率 7月分7月の世界CPIインフレ率は、リアルタイム(直近3ヶ月区間の平均伸び率の年率換算値)で3.1%で、6月の2.5%より上昇した(図4A、D)。PPIインフレ率は、昨年8月からデフレ局面に入っていたが、7月は実数値で12か月ぶりに反発した(図7A)。リアルタイムでも当然底入
藻谷 俊介2023年7月23日1 分世界インフレ率 6月分6月の世界CPIインフレ率は、リアルタイム(直近3ヶ月区間の平均伸び率の年率換算値)で2.1%で、5月より更に低下したものの、さすがに下げ止まりの様相もある(図4A、D)。PPIインフレ率は、デフレ局面に入って久しいが、6月はリアルタイムで久々に反発した(図7A、C)。
藻谷 俊介2023年6月25日1 分世界インフレ率 5月分5月の世界CPIインフレ率は、リアルタイム(直近3ヶ月区間の平均伸び率の年率換算値)で2.3%で、4月改定後の2.2%を幾分上回ったが平均値を下回る状態が続いている(図4D)。PPIインフレ率は、デフレ局面に入って久しい(図7A、C)。インフレが正常化した以上、もう利上げは抑制
藻谷 俊介2023年5月20日1 分世界インフレ率 4月分4月の世界CPIインフレ率は、リアルタイム(直近3ヶ月区間の平均伸び率の年率換算値)で2.5%で、過去10年間の平均をついに大きく下回った(図4D)。図7CのPPIインフレ率も、デフレ局面に入って久しい。インフレは一部国家の一部領域に残るだけである。 2月に年率1%を超えた世界実