藻谷 俊介5 日前1 分世界インフレ率 3月分3月の世界CPIインフレ率は、リアルタイム(直近3ヶ月区間の平均伸び率の年率換算値)で2.7%と前月の3.0%から幾分減速した(図4A、4D)。後述するようにモノの価格転嫁に遅れ、ないし逆行が見られることで、継続的なインフレ加速になっていないと判断している。年初から川上
藻谷 俊介4月11日1 分世界鉱工業生産 2月分2月の世界鉱工業生産(データ65%収集時点)は、季調前月比+0.6%(前年同月比+2.7%)の142.8となり、1月のマイナスは1ヶ月だけで終わった(図5A)。1月は0.1ポイント上方修正の141.9であった。速度計も年率1.5%まで上昇し、不況ではなく半好況が続いてい
藻谷 俊介4月8日1 分世界景気先行指数 3月分3月の世界景気先行指数(速報)は季調済前月比+0.4%の165.8となった(図4A)。2月は0.4ポイント下方修正されて165.1となった。図3頁から不自然な段差が消え、先月指摘したCLIの大きな改定は終わったようである。その結果、合目は大きく遡及下方修正。2月は
藻谷 俊介3月24日1 分世界インフレ率 2月分2月の世界CPIインフレ率は、リアルタイム(直近3ヶ月区間の平均伸び率の年率換算値)で3.2%と前月の1.9%から一段と加速した(図4A、4D)。年初から川上の資源エネルギー価格のインフレが加速しており(図8J~K)、それの反映とも受け取れるが、途中にあるべきPPIのイ
藻谷 俊介3月13日1 分世界鉱工業生産 1月分1月の世界鉱工業生産(データ71%収集時点)は、季調前月比-0.2%(前年同月比+2.3%)の141.8となり、わずかとは言え13ヶ月ぶりのマイナスとなった(図5A)。12月は0.9ポイント下方修正の142.1であった。速度計は年率0.3%まで低下してしまい、もはや半好
藻谷 俊介3月13日1 分世界景気先行指数 2月分2月の世界景気先行指数(速報)は季調済前月比+0.4%の165.4となった(図4A)。1月は0.3ポイント上方修正されて164.7となった。今月は合目の遡及修正はなく、1月は7.5合目のままで、それ以前も据え置きとなった。そして2月は8.1合目へと前進した(図6A)。中
藻谷 俊介3月3日1 分世界インフレ率 1月分1月の世界CPIインフレ率は、リアルタイム(直近3ヶ月区間の平均伸び率の年率換算値)で1.9%と前月の1.7%から幾分加速した(図4A)。厳密には2%に届いていないが、先月号で述べたように、エネルギーの下落を反映した一時的なインフレ率低下からは回復しており、デフレ的と見
藻谷 俊介3月3日1 分世界成長率 10-12月期10-12月期の世界成長率は、データ収集率67%の現段階で前期比年率換算+3.3%で、7-9月期の改定後同4.8%から減速した(図4B)。3%を超えれば図4Bを遡って見劣りしないので、敢えて減速を強調する必要はない。取り敢えずコロナ前の勢いである3.6%の平均的な維持が
藻谷 俊介2月11日1 分世界鉱工業生産 12月分12月の世界鉱工業生産(データ65%収集時点)は、季調前月比+0.2%(前年同月比+2.0%)の143.0となり、踊り場脱出が続いている(図5A)。11月は0.1ポイント下方修正の142.8であった。先月号でも述べたとおり、後退局面には入らなかったことが確認される形とな
藻谷 俊介2月7日1 分世界景気先行指数 1月分1月の世界景気先行指数(速報)は季調済前月比+0.4%の164.4となった(図4A)。12月は修正なく163.8のままである。今月も合目は遡及下方修正されて、1月は7.5合目と10-11月の速報7.6合目とほぼ同じ(図4B)。つまり、過去が下方修正されて、末端月の位置は
藻谷 俊介1月23日1 分世界インフレ率 12月分12月の世界CPIインフレ率は、リアルタイム(直近3ヶ月区間の平均伸び率の年率換算値)で2.1%と前月の1.1%から反発した(図4A)。2%を切ったのは一時的なもので、図4Aの最近のトレンドは年率2.5~3%だったところへ、昨秋のエネルギー・インフレによるコブができ、そ
藻谷 俊介1月15日2 分世界景気先行指数 12月分12月の世界景気先行指数(速報)は季調済前月比+0.4%の163.8となった(図4A)。11月は0.2ポイント下方修正されて163.2となっている。今月も合目は遡及下方修正されて、12月は7.6合目と10-11月の速報とほぼ同じ(図4B)。つまり、過去が下方修正されて、