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スフィンクス・レポートはグラフが命です。
出先などで文章のみお読みになった場合でも
ぜひ後ほどPDFでグラフをご確認ください。


世界インフレ率 6月分
6月の世界CPIインフレ率は、リアルタイム(直近3ヶ月区間の平均伸び率の年率換算値)で+1.9%となり、先月時点の+1.8%から僅かに加速した(図4D)。トランプ不況を意識した年初からのディスインフレは、比較的短命に終わったと言えるが、先月の速報から

藻谷 俊介
7月23日読了時間: 1分


足元の好環境と長期的課題
日本株では参院選における与党大敗の影響がほぼ皆無だったところに、相互関税、自動車関税が大方の想定より低い水準で合意され大幅高となった。もし25%関税が発動、あるいは継続すれば、自動車産業中心に雇用への悪影響が懸念されていた。では今回の合意によって自動車産業での雇用が増えるかと言えばそれも無い。トランプ関税以前に国内雇用は頭打ちだ。大幅人手不足の中心は非製造業であり、そこにおいて外国人労働者が急増している。

別府 浩一郎
7月23日読了時間: 2分


Weekly Market Watch 定例図表
TOPIXのヒストリカル・ボラティリティ(第5頁)は本年4月2日「解放の日」から約3週間後の4月24日に54.0%で直近ピーク。先週末が8.4%。参院選で与党大敗後の昨日が8.0%で、23年3月初め以来の低水準を記録。その翌日にこういう相場展開(グラフは先週末まで)。

別府 浩一郎
7月23日読了時間: 1分


第三次産業活動&インバウンド 5月分
5月は当社のX13AS季調では+0.3%だった(図2B)。四半期で見ると当社季調では緩やかな上昇が続いている。経産省季調は修正され、先月のようなマイナスが消えた(図2C)。結局は当社季調がほぼ正しい。緩やかな上昇の継続だ。

藻谷 俊介
7月21日読了時間: 1分


S&P500は反発し最高値更新。Nvidiaは8週続伸
先週、S&P500指数は0.6%上昇。反発。5日連騰のNasdaq指数ともども最高値更新。先々週末、トランプ大統領が「EU、メキシコに30%関税」表明も相場への影響無し。8週続伸のNvidia中心に引き続きハイテク株高い。

別府 浩一郎
7月20日読了時間: 1分


月例中国統計ウォッチ 6月分
6月の鉱工業生産は、リアルタイム伸び率年率で5.5%と先月の4.4%より加速した。先月号で「これ以上下がり続けることは望ましくないので、来月は注視が必要だ」と述べてあったが、結果オーライであった。

藻谷 俊介
7月18日読了時間: 2分


設備投資受注 5月分
トランプ関税後も、図3Kの上昇基調に大きな断絶がないことから、筆者は世界的な設備投資サイクルに不況の予兆はないと考えている。しかし、国内製造業は様子見に転じてしまった。常に不透明を言い訳にしていては、

藻谷 俊介
7月14日読了時間: 1分


Weekly Market Watch 定例図表
TOPIX Small(小型株)は先週末に続き、週明けも小幅ながら高値を更新。この買い意欲がどこまで継続するのか注目される(第4頁。グラフは先週末まで)。

別府 浩一郎
7月14日読了時間: 1分


参院選を前にしての本邦家計マインド
日銀「生活意識に関するアンケート調査」6月調査では主要なDIがほぼ全て悪化した。過去1年景況感DIは前回3月調査比7.2ポイント悪化の-67.0。今後1年景況感DIは前回比6.8ポイント悪化の-43.9など。内閣府「消費動向調査」では消費者態度指数は5月、6月にわずかに持ち直した。とはいえ、お世辞にも高い水準とは言えない。

別府 浩一郎
7月14日読了時間: 2分


S&P500は最高値更新も3週ぶり小反落
先週、S&P500指数は0.3%下落。3週ぶり小反落。木曜、時価総額が初の4兆ドル台に乗せたNvidiaなど中心に、S&P500とNasdaq指数は最高値更新。ただ、日本と韓国への25%相互関税、銅への50%分野別関税、カナダへの35%関税など通知・発表相次ぎ、これらを嫌気した売りもあり、週間では小幅安で終える。

別府 浩一郎
7月13日読了時間: 1分


PPI企業物価 6月分
国内企業物価指数全体としてのリアルタイム・インフレ率は、6月は+0.2%へ一段下がった(図2C)。指数自体はピークアウトと言うよりは踊り場的な調整で、デフレに向かっている風ではない(図2A~B)。

藻谷 俊介
7月13日読了時間: 1分


景気動向指数 5月分
今週のWeekly Economicsで論じたように、総体としての不況はいまだ感知できない。そもそも左図を見て「コロナ以来5年ぶりの悪化」に同意する人がどれだけいるのかと思う。今回は縦方向にむしろ小幅だ。

藻谷 俊介
7月12日読了時間: 1分


労働関連統計 5月分
2-3月は、雇用、所得、時間すべてが弱含んだが、4-5月で3つとも切り返した。トランプ・ショックを恐らく本能的に警戒したものの景気指標は悪化せず、結局企業はリストラ・モードに入り切ることはなかったということだろう。

藻谷 俊介
7月12日読了時間: 2分


世界鉱工業生産 5月分
多少減速はしているものの、5月も世界の生産輸出サイクルの拡大基調は続いている。3月の駆け込みと思えたような上昇についても、4-5月の反動減は些少で、駆け込みだけだったわけではないことが示されている。

藻谷 俊介
7月11日読了時間: 1分


消費関連統計 5月分
5月の世帯収入は回復傾向が鮮明になった(図6M)。ベアの恩恵を受けやすいと思われる世帯主のみならず、配偶者や他の世帯員でも伸びており(図6J~L)、実質でも反発(図7E)。消費者心理も上昇し(5頁)、消費性向も高止まりして(6頁)、消費を下支えしている。

藻谷 俊介
7月11日読了時間: 1分


5月の統計を概観して
輸出数量は昨秋からの高原常態が続いており(図S赤線)、トランプ関税→輸出減→不況という報道のシナリオとは合致していない。上で述べた電子部品デバイスの悪化も、輸出ではなく国内向けの出荷で起きている。話をトランプ不況に持って行きたい気持ちは分かるが、印象で勝負するのは問題である。部分と全体の見極めも大切だ。

藻谷 俊介
7月11日読了時間: 2分


世界景気先行指数 6月分
先月大きく下がった中国を含む全体の合目は、0.1ポイント上昇して7.2合目となった(図6A)。世界株価指数の合目とほぼ同じである。中国を除くと7.6合目で、こちらは先月対比0.4ポイントの上昇(図6B)。リアルタイムの伸び率は年率2.8%(先月は2.7%)に前進した(図4C)。不況は想定されていない。

藻谷 俊介
7月10日読了時間: 1分


25%は恐らく致命傷にならない
トランプの新しい恫喝は、現地時間7日正午に日韓に送った「たった25%の関税告知」レターに始まった。そんな正式な外交文書のハードコピーまでトランプはSNSに載せているので、簡単に読むことができる。その後、マレーシア、カザフスタン、南アフリカ、ラオス、ミャンマー、チュニジア、インドネシア、バングラデシュ、セルビア、カンボジア、タイ、ボスニアと続いて、一旦終了している。

藻谷 俊介
7月10日読了時間: 9分
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