藻谷 俊介2022年7月3日2 分鉱工業生産 5月分報道は前月比マイナス7.2%でとても悪い結果に見えるが、そうでもないことを最初に説明したい。図2Bが示すように経産省季調と当社季調の間に大きな乖離がある。これは5月がゴールデンウィークを含むことによって、休日補正でぶれやすいためだ。今年は3連休が火水木、しかも4/29が金曜日だっ
藻谷 俊介2022年5月31日1 分鉱工業生産 4月分当社季調では前月比+0.1%で、むしろ中国のロックダウンの影響は予想以上に小さかった形である(図2D)。経産省季調でも出荷を見ると、前月比マイナスではない(図2C)。このことは、先月号での図2A赤線が上向いていたこと、そして今月も上向いていることと矛盾せず、企業は中国のコロナ動静