藻谷 俊介3月3日1 分世界成長率 10-12月期10-12月期の世界成長率は、データ収集率67%の現段階で前期比年率換算+3.3%で、7-9月期の改定後同4.8%から減速した(図4B)。3%を超えれば図4Bを遡って見劣りしないので、敢えて減速を強調する必要はない。取り敢えずコロナ前の勢いである3.6%の平均的な維持が
藻谷 俊介2023年9月2日1 分世界成長率 4-6月期4-6月期の世界成長率は、データ収集率82%の現段階で前期比年率換算+3.0%で、1-3月期の改定後同3.4%からは些か減速した(図4B)。3%を超えれば図4Bを遡って見劣りしないので、敢えて減速を強調する必要はない。ただそこを敢えて言うなら、中国の成長率が緩慢でなけれ
藻谷 俊介2023年6月2日1 分世界成長率 1-3月期1-3月期の世界成長率は、データ収集率82%の現段階で前期比年率換算+3.1%で、10-12月期の同2.5%から加速した(図4B)。 1-3月期はまだ調整感が残ると考えてきたが、3%を超えれば図4Bを遡って見劣りせず、意外に強かった。ドイツ、台湾などの例外もあるが、新興国を中心に
藻谷 俊介2023年3月3日1 分世界成長率 10-12月期10-12月期の世界成長率は、データ収集率88%の現段階で前期比年率換算+1.1%で、強くはないが不況に近づく様子もない中間的状態にある(図4A)。ちなみにHP法で中長期的なトレンド成長率(≒潜在成長率)を見る図5Lでは、末端で年率2.9%であり、世界に期待される成長率の下限とも
藻谷 俊介2022年12月3日1 分世界成長率 7-9月期7-9月期の世界成長率は、データ収集率88%の現段階で前期比年率換算+7.5%と、4-6月期の谷から反発した。前号では計算式の複製が不完全だったため中国のマイナスが算入されず谷が存在しない形になっていたが、今号の図4Aが正しい。精査で気付くべきミスであり、読者に深くお詫び申し上げ
藻谷 俊介2022年9月2日1 分世界成長率 4-6月期4-6月期の世界成長率は、データ収集率82%の現段階で前期比年率換算+5.8%と、1-3月期の同+6.0%から僅かに減速した。とは言え図4Bが示すように、安定的な高成長が続いている。3ヶ月前の前号で、意外に持ち堪えると予想したとおりとなった。 図4Aを見ると、スラック(コロナ禍以
藻谷 俊介2022年6月1日1 分世界成長率 1-3月期1-3月期の世界成長率は、データ収集率88%の現段階で前期比年率換算+6.5%と、10-12月期の同+5.6%から加速した。図4Bが示すように、振り返っても決して低い成長率ではない。 加速と聞くと違和感があるかも知れないが、3頁の国別比較が端的に示すように、1-3月期がマイナス成
藻谷 俊介2022年3月1日1 分世界成長率 10-12月期10-12月期の世界成長率は、データ収集率65%の現段階で前期比年率換算+4.8%と、7-9月期の同+7.3%から減速(図4B)。減速はしたが、コロナ前までの10年間(40四半期)の平均である4.0%よりは高い。図4Aにおけるスラック(コロナ前トレンドからの乖離)は残っているが、
藻谷 俊介2021年12月3日1 分世界成長率 7-9月期7-9月期の世界成長率は、データ収集率88%の現段階で前期比年率換算+7.2%と、4-6月期の同+0.9%から急加速(図4A)。もちろん、この揺れはインドが原因(図3頁)。今年1~9月を均した成長率は年率3.5%と凡庸であり、コロナ前に想定されていたような成長ライン(図4A黄線)
藻谷 俊介2021年9月10日1 分世界成長率 4-6月期4-6月期の世界成長率は、データ収集率100%の現段階で前期比年率換算+1.7%と低迷(図4A)。V字を終えて減速しているのは当然だが、2%割れでは減速しすぎていると言える。
藻谷 俊介2021年6月2日1 分世界成長率 1-3月期1-3月期の世界成長率は、データ収集率76%の現段階で前期比年率換算+4.4%と大きく伸びた(図4A)。7-9月期が同+35.2%、10-12月期が同+10.2%だったから、V字を終えて減速はしているが、図4Bが示すように4.4%ならまだ近年にはなかった強さだ。...
藻谷 俊介2021年3月3日1 分世界成長率 10-12月期10-12月期の世界成長率は、データ収集率59%の現段階で前期比年率換算+7.3%と大きく伸びた。7-9月期が同+34.8%と急伸したのと合わせると、これでコロナ谷の9割3分を戻したことになる(図4A)。 日本の位置は鉱工業生産ほど悪くないが(図3頁)、10-12月期と言う...