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スフィンクス・レポートはグラフが命です。
出先などで文章のみお読みになった場合でも
ぜひ後ほどPDFでグラフをご確認ください。


今回の株価暴落への見解
8月に入った途端に内外の市場が大荒れとなり、エコノミストとしてもその真価が試される情勢になっている。ただ経済統計の定点観測を旨とする筆者には、正直なところ不況が近づいているとの認識がなく、市場がここまで動揺した理由が理解できない。いや筆者のみならず多くの人がそうだったからこそ、か

藻谷 俊介
2024年8月7日読了時間: 6分


月例中国統計ウォッチ 6月分
3月の数値一斉悪化で一旦は不況を警戒した筆者だが、その後の回復を見て先月号で警戒を解除した。6月は内需サイドに軟化が見られるが、生産と輸出は堅調であり、現状は不況ではない。しばし様子見である。

藻谷 俊介
2024年7月16日読了時間: 2分


急に粘着質ではなくなった?
2ヶ月前(4月)のデータに基づいて書いた5/30号『米インフレ率が低下するための条件』の中で筆者は、ここまでの年率3.3%インフレ・トラックから逸脱するいくつかの可能性を論じて、利下げなどは逸脱してから考え始めれば良いと述べた。一応述べておいて良かった。なぜならそこからわずか2ヶ

藻谷 俊介
2024年7月12日読了時間: 3分


5月の統計を概観して
日本経済は「新春の危機」を脱して、給与増と世界経済回復の波に乗ってきたというのが、先月までのストーリーだった。今月もそのこと自体に変化はない。ただし、ベアの効果だけは期待外れであった。5月の鉱工業生産は、遅れていた自動車の生産回復が加わって、4月以上に大幅に

藻谷 俊介
2024年7月9日読了時間: 2分


政治シーンは激変する
老いはつるべ落としのように急速に進むと言うが、シャープだった3月の一般教書演説からの劣化は民主党支持者にとって「まさか、ここまで…」だったようである。実を言えば、1時間半のセッションを全部見た筆者は、総じて恐れていたよりは呆けていないと感じた。本当の呆け老人なら考えられないほどの

藻谷 俊介
2024年7月5日読了時間: 8分


インバウンド、その後
1/26号で様々なグラフを示して、インバウンド需要の牽引力がピークアウトしつつあることをお伝えした。そのうち最も悪い結果を示していた第三次産業活動指数については、季節調整パラメータの吟味が足りず、そこまでの悪化ではなかったことを2/28号でお詫びしたが、インバウンド需要がピ...

藻谷 俊介
2024年6月24日読了時間: 6分


月例中国統計ウォッチ 5月分
ほとんど季節調整されていない中国の統計を、春節補正の季節調整ベースで並べてリアルタイムに観察するのが月例中国統計ウォッチである。ここ2-3か月は世間とは逆に少し慎重になっていた筆者だが、5月もまずまずの改善が見られることから、警戒は一旦解くことにした。

藻谷 俊介
2024年6月17日読了時間: 2分


サプライズなきサプライズ
昨晩発表された5月の米CPIは、筆者から見てもかなりの減速感を示し、ちょっとしたサプライズになった。もちろんムードは毎月のように上がったり下がったりするわけだが、今回も何が変わって何が変わらないのか、よく見ておきたい。5/30号で改めて図Aと

藻谷 俊介
2024年6月13日読了時間: 3分


4月の統計を概観して
新年以降、弱々しい状態が続いてきた日本経済だが、先月号では取り敢えず「新春の危機は去った」と締めくくった。今号では4月のデータが加わって、更に安心感は増している。4月の鉱工業生産は大幅に上昇した(図A青線)。サプライズを示す図Bも近年ではトッ

藻谷 俊介
2024年6月9日読了時間: 2分


米インフレ率が低下するための条件
今月中旬に発表された4月の米インフレ率は前年同月比では0.1%低下して3.4%となり、市場のインフレ懸念は和らいだと言う話になって一時期株価も上昇したが、楽観が長くは続かなかったことはご承知の通りである。些か旧聞となってしまったが、前年同月比ではなく、リアルタイムで見た米インフレ

藻谷 俊介
2024年5月30日読了時間: 6分


月例中国統計ウォッチ 4月分
ほとんど季節調整されていない中国の統計を、春節補正の季節調整ベースで並べて観察するのが月例中国統計ウォッチである。先月号では、巷が遅れて中国楽観にシフトする中で、悪化する指標が増えて不安が拡がっていることを示したが、今月は悪化から切り返すデータも一部にあって、一進一退の様相となっ

藻谷 俊介
2024年5月17日読了時間: 2分


コロナ以来のアメリカ行
4/26から5/5まで、カリフォルニアを旅してきた。今回はデータを伴ったいつものレポートではなく、1人の主観的な観察者、とは言えかつて3年間そこに暮らしたことのある者として、最近のアメリカ事情を述べてみたい。全体的な旅程は、最初にロサンゼルスからモントレーに入ってBig Sur

藻谷 俊介
2024年5月15日読了時間: 8分


3月の統計を概観して
弱々しい状態が続いてきた日本経済だが、先々月号では下げも多少落ち着いてきたと述べ、先月は取り敢えず底割れは回避したと評した。今月はいよいよ回復の第一歩が見える。

藻谷 俊介
2024年5月14日読了時間: 2分


利下げがないと経済は困るのか
今回は直接関連していない3つのトピックスを順番に論じる組曲集である。4月の世界的な株価の調整を見ていると、年初から徐々に修正されてきたとは言え、まだ結構な「利下げ頭(利下げの予定視)」が市場に残っていたことに気づかされる。そして、そこまで強くない景気回復

藻谷 俊介
2024年4月25日読了時間: 5分


月例中国統計ウォッチ 3月分
これまで、生産が堅調であることが筆者の中国経済への相対的楽観の大きな根拠であった。だが、3月は図1が久々にくっきりマイナスとなり、速度計も年率7%前後から一気に減速した(図2)。図1青線の公表季調値も微マイナスである。非常に問題なのは、最近になって新聞が

藻谷 俊介
2024年4月17日読了時間: 2分


2月の統計を概観して
弱々しい状態が続いている日本経済だが、先月の号で下げも多少落ち着いてきたと述べた。悪化していたものも今月はほぼ下げ止まり、取り敢えず底割れは回避したと言える。2月の鉱工業生産は小幅だが続落し、ぶれに対するテクニカルな反動増すらも見られなかった(図A青線)

藻谷 俊介
2024年4月12日読了時間: 2分


危険水域に達した米サービス・インフレ
昨夜発表されたアメリカの3月の消費者物価統計は、筆者が2/18号、3/17号と続けて描いてきた「人手不足によるインフレ」が、やはり現実となっていることを示した。新しいグラフなどを見ながら、事実を確認しておこう。やはり一番のポ

藻谷 俊介
2024年4月11日読了時間: 3分


賃金周辺を掘り起こす
今四半期の機関投資家向けミーティングでは、鉱工業生産、サービス生産、実質消費などが総じて減少している日本経済の現状を警戒する一方で、それでも恐らく不況には陥らないであろう理由として、実質賃金の上昇と世界経済の好調を挙げている。しかし実質賃金の上昇については、今も普遍的な認識が欠

藻谷 俊介
2024年4月8日読了時間: 5分


月例中国統計ウォッチ 2月分
統計の発表が少ない先月号では、自動車がマイナスになった他には大きな変化はなかった。今月は、1-2月分合算で発表される統計が多く、それを当社で統計学的にベストエフォートで季節調整したものを並べてある。全体としては新年に入って景気が悪化した様子はないが、個々の指標には一部不安が出

藻谷 俊介
2024年3月21日読了時間: 2分


米インフレ再加速シナリオ
火曜日に2月の米CPIが発表された。全体としては、図Aが示すとおりで、おととしからの平均年率3.3%程度のインフレ・ゾーン(薄青線)にまだ収まっている。ただ図Aを拡大してみると分かるが、ゾーンの上限にはほぼ達しており、このまま加速するといよいよゾーンを離れて上に抜けてくる瀬戸際ま

藻谷 俊介
2024年3月18日読了時間: 4分


1月の統計を概観して
日本経済は秋頃まではある程度の堅調さを保っていたが、徐々に勢いを失い、11-12月になると明確に弱くなっていた。1月も下り坂は下り坂だが、地震やダイハツ問題にも係わらず加速して悪化する様子はなく、その点では一息つけた。1月の鉱工業生産は急落(図A青線)

藻谷 俊介
2024年3月15日読了時間: 2分


月例中国統計ウォッチ 1月分
ほとんど季節調整されていない中国の統計を、春節補正の季節調整ベースで並べて観察するのが月例中国統計ウォッチである。先月号ではストック面の悪化が再燃し、筆者が期待していた回復速度より少し下を見る必要性に触れた。2月は多くの統計が発表されない月であり、総合的な判断はできかねるが、発

藻谷 俊介
2024年2月26日読了時間: 2分
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