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スフィンクス・レポートはグラフが命です。
出先などで文章のみお読みになった場合でも
ぜひ後ほどPDFでグラフをご確認ください。


インフレの現状 … 世界から東京まで
しかし、CPIについては既に上昇の傾向を有している中国だけではなく、ポテンシャルとしては日米もインフレの素地や兆候を持っており、いずれ雰囲気が変わってくるのではないかと予想する。そうなれば原材料価格にも

藻谷 俊介
2025年5月29日読了時間: 4分


POTUS v. SCOTUS
民主党選出のリベラル派3人は旗色鮮明で、重要な裁判でのぶれもほとんどないので、今回は飛ばす。ポイントは共和党選出でもMAGAか、そうでないかに差異があると言うことだ。正直言えば、このうちはっきりMAGA的な発言をしてきたのはアリートただ1人である。アリートは場外での白人優越、キリスト教優先のオフレコ発言でも知られており、トランプに選ばれた判事では

藻谷 俊介
2025年5月28日読了時間: 9分


月例中国統計ウォッチ 4月分
小売販売は単純な名目前年同月比で弱くなったように報道されているが、CPIを使って実質化した上で、休日効果なども補正した季節調整値のグラフは特に腰折れてはいない。低下していた自動車販売台数も、4月は多少反発した。

藻谷 俊介
2025年5月20日読了時間: 2分


リセッションなきアメリカ
2週間ほどアメリカをあちこち彷徨ってきた。現地に行けば何か分かると言うほど簡単なものではないことはもちろん知っているが、自分の目と耳で見聞きすることで、少しはトランプ政権発足後の社会の変化を感じることができると考えたのである。識者の意見なら、わざわざ聞きに行かなくてもネット上でリアルタイムに渉猟できる便利な時代になった。だが、それだ

藻谷 俊介
2025年5月15日読了時間: 9分


3月の統計を概観して
トランプ関税が徐々に腰砕けになっていく中で、日本経済もまずまずの状態を維持している。ただ生産や輸出が弱いのは相変わらずで、消費、ひいては今後のベア頼みの内需主導の回復である。

藻谷 俊介
2025年5月13日読了時間: 2分


月例中国統計ウォッチ 3月分
前号で、1-2月までは昨年後半からの景気回復が継続していることを確認した。3月のデータも概ねは改善を続けているが、多少減速感が出ていることに注目している。

藻谷 俊介
2025年4月16日読了時間: 2分


「悪いアメリカ」の波紋
仮に筆者の予想通り、今回の125~145%関税のギャグのような世界を中国が乗り越えた暁には、アメリカはもはや中国を抑え込む手段を完全に失ったことを世界に示すことになる(既に軍事力で中国を抑え込むことはできなくなっている)。これは、家康を下せなかったことで、それ以降、豊臣が徳川を完全に臣従させることができなくなった「小牧長久手の戦い」のような位置づけである。いずれ秀吉は死に際して、秀頼の将来を家康に哀願するしかなくなった。トランプは自分が歴史的な賭けをしていることに恐らく気づいていない。

藻谷 俊介
2025年4月14日読了時間: 12分


2月の統計を概観して
ここからの影響の規模だが、関税の直接の効果はそこまで大きなものではない。以前も書いたように、日本だけが狙い撃ちされているわけではないから、価格転嫁(値上げ)は凡そ横並びになる。それは需要供給曲線に沿って需要を応分に下げるが、需要がゼロになるわけではない。

藻谷 俊介
2025年4月12日読了時間: 2分


今すぐお金が欲しいトランプ
関税についての筆者の予想は完全に外れた。その上で、なぜこんなことになったのかをはっきりさせ、だとすれば今後はどうなるのかについて考察する以外に、今の筆者にできることはない。

藻谷 俊介
2025年4月8日読了時間: 7分


月例中国統計ウォッチ 2月分
1-2月の鉱工業生産は図1の通り、安定的な伸びを示した。リアルタイム伸び率は年率で7.1%と、望める範囲内では十分に高い。図3~7が示しているように、牽引しているのは半導体や電力、鉄鋼であり、中国の復活をとかく自動車の買い換え補助金に結び付けるメディアの裏をかいた形になっている。

藻谷 俊介
2025年3月18日読了時間: 2分


1月の統計を概観して
先月も述べたように、図Q赤線などリアルタイムの実質賃金が弱含みやすいのは、1月まではインフレ率もリアルタイムで7%前後あったからである。ただ、図Lが示すように東京2月の総合インフレ率はリアルタイムで2%前後に落ち着いた。円安も概ね終わったと思われるのと、世界CPI(図W)の意外な

藻谷 俊介
2025年3月14日読了時間: 2分


アメリカ景気は大丈夫なのか
2/14号『アメリカ人も忖度するし流れに乗る』で述べて以降も、カオス化の止まらないアメリカの民主主義機構であるが、このまま「偉大な大統領(行政)」のやったもの勝ちになっていくのであろうか。カオスが収束する可能性はあるのか。ここまでのところ「立法」や「司法」の対応は散発的で、強す

藻谷 俊介
2025年2月28日読了時間: 5分


月例中国統計ウォッチ 1月分
1月もインフレ率の回復(正常化)は継続している(図8~10)。不動産不況とデフレの組み合わせは、ここ数ヶ月はもはや特徴的なものではなくなっていた。特に、コア・インフレ率がほぼ10年平均値に近づいたことはもっと評価されて良い。

藻谷 俊介
2025年2月20日読了時間: 2分


アメリカ人も忖度するし流れに乗る
英語には「忖度」に相当する単語がないと言うのを読んだことがある。筆者にも思い浮かばないので、念のためChatGPTに尋ねてみたら、適語はないがしばしばconsideration(配慮)と訳されているようだ、と返ってきた。忖度はネガティブだが、considerationは中立的なの

藻谷 俊介
2025年2月14日読了時間: 6分


12月の統計を概観して
12月の鉱工業生産は先月の予測線通りに反発した上に、1-2月の予測線は更に上放れる予想となっている(図A)。これまでの方向性がないジグザグからの脱出が期待されるところだ。生産計画対比のサプライズを示す図Bも上昇基調であり、生産活動の地合いが改善していることを示すと同時に、予測線が

藻谷 俊介
2025年2月12日読了時間: 2分


カオス、そしてカオスのアメリカ国内
マスクがヘッドになっているDOGE(ドージ、マスクの好きなワンちゃんとの掛け言葉、字義どおり訳せば政府効率化省)は、名前こそ国務省や財務省と同じDepartment(省)だが、議会が法律化していないので正式な省ではなく、省舎もなく、マスクも正式な長官ではない。単なる大統領配下の任

藻谷 俊介
2025年2月7日読了時間: 16分


親中トランプを解説する
大統領就任式に関しては、毎度のようにメディアは結構な時間を割いて報道をした。しかし、就任式の演説に注目!などと報道する有様では、情勢を追うにはあまりに素人的である。4年前、8年前にも書いたように就任演説と言うのは儀礼であり、そこで今まで言ってこなかった革新的なことを言ったり、将来

藻谷 俊介
2025年1月22日読了時間: 11分


月例中国統計ウォッチ 12月分
鉱工業生産は12月もプラス(図1)。しかもリアルタイムの伸び率は約7%を維持している(図2)。鉱工業生産の内訳では、先月号で詳述した自動車(図6)に加えて、シリコン(図7)も久々に最高値を更新した。インフラ系のセメント(図5)も、線形的に底入れが確実になっている。傍証とし

藻谷 俊介
2025年1月17日読了時間: 2分


11月の統計を概観して
11月の鉱工業生産は先月の予測線通りに急落したが、12-1月の予測線は反発しており、まさに先月と正反対の形勢になった(図A)。ただそれは方向性がないジグザグが続いているだけの生産状況を、改めて示しているだけだ。生産計画対比のサプライズを示す図Bは、今月も想定外の悪化はないことを示

藻谷 俊介
2025年1月14日読了時間: 2分


できれば書きたくなかった話
2021年6月8日号『アップルカーという目くらまし』(添付)で、前年の夏のコロナ自粛ムードの中、こっそりテスラの試乗に行ってきた話を書いた。そこでのポイントは、日本は報道であれ、実際の登録台数であれ、まるでテスラが存在しないような社会になっているが、世界ではブームになっており、実

藻谷 俊介
2025年1月9日読了時間: 13分


冬も半ばのハーモニー
米大統領選からまもなく2ヶ月になる。日本ではトランプ共和党の圧勝というイメージがまだ強いが、大統領選挙直後の11月7日に書いたレポートから、筆者は最後の1ヶ月のイーロン・マスクの瞬発的巨額献金がぎりぎりもたらした辛勝であったことを説明し、この世界一の富豪の存在の大きさを強調してき

藻谷 俊介
2024年12月24日読了時間: 6分


月例中国統計ウォッチ 11月分
鉱工業生産は11月もプラス(図1)。しかもリアルタイムの伸び率は先月の+5.8%から+6.5%まで加速した(図2)。鉱工業生産の内訳では、自動車(図6)の増産が顕著になってきた。全自動車生産中、46%が新エネルギー車(うち6割がEV)でそこが前年比51%増と言うのは驚異的である。

藻谷 俊介
2024年12月17日読了時間: 2分
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