藻谷 俊介2021年11月21日1 分世界鉱工業生産 9月分9月の世界鉱工業生産(速報)は、季調前月比-0.9%(前年同月比+3.4%)の134.4だった(図5A)。8月は1.9ポイント上方修正されて135.6であった。先月までは右上がりと言えたが、図5Dはマイナスになり、外見上もピークをつけた形である。一方で先行している世界輸出数量指数
藻谷 俊介2021年10月23日1 分世界インフレ率 9月分9月の世界CPIインフレ率は、図4Aが示す6ヶ月平均年率で4.5%、図4D末端が示す3ヶ月スパンで見ると3.4%となった。3ヶ月連続で減速し、平均インフレ率に回帰した。PPIインフレ率は、3ヶ月スパンで減速に転換してから5ヶ月になる(図7C)。原材料インフレは既にピークアウトした
藻谷 俊介2021年10月16日1 分世界景気先行指数 9月分9月の世界景気先行指数(速報)は季調済前月比+0.3%の154.0で17ヶ月連続で増加(図4A)。8月は0.3ポイント下方修正の153.5だった。モメンタムは青線を切ってきた(図4C)。山に喩えると先月の9.8合目から9.0合目に低下し、来月以降も遡及改定を繰り返しながらこの
藻谷 俊介2021年10月10日1 分世界鉱工業生産 8月分8月の世界鉱工業生産(速報)は、季調前月比-0.6%(前年同月比+5.4%)の133.7だった(図5A)。7月は0.1ポイント下方修正されて134.5であった。図5Dは0%を上回っており、外見上も引き続き後退局面には入っていない様子だ。一方で世界輸出数量指数は、8月は季調前月比+
藻谷 俊介2021年9月20日1 分世界インフレ率 8月分8月の世界CPIインフレ率は、図4Aが示す6ヶ月平均年率で5.0%、図4D末端が示す3ヶ月スパンで見ると4.2%となった。2ヶ月連続で減速となっている。PPIインフレ率は、3ヶ月スパンで減速に転換してから4ヶ月になる(図7C)。原材料インフレは既にピークアウトしたと言って良く、消
藻谷 俊介2021年9月20日1 分世界景気先行指数 8月分8月の世界景気先行指数(速報)は季調済前月比+0.4%の153.8で16ヶ月連続で増加(図4A)。7月は0.2ポイント下方修正の153.2だった。ペースは一段と低下してきた(図4C)。山に喩えると先月の10.1合目から9.8合目に逆戻りし、来月以降も遡及改定を繰り返しながらこ
藻谷 俊介2021年9月20日1 分世界鉱工業生産 7月分7月の世界鉱工業生産(速報)は、季調前月比+0.8%(前年同月比+7.5%)の134.6だった(図5A)。6月は1.7ポイント上方修正されて133.5であった。ウェイトの大きいインドがぶれ要因になっているが、来月の反動減まで考えても、まだ後退局面には入っていない様子だ。世界輸出数
藻谷 俊介2021年9月10日1 分世界成長率 4-6月期4-6月期の世界成長率は、データ収集率100%の現段階で前期比年率換算+1.7%と低迷(図4A)。V字を終えて減速しているのは当然だが、2%割れでは減速しすぎていると言える。
藻谷 俊介2021年8月25日1 分世界インフレ率 7月分7月の世界CPIインフレ率は、図4Aが示す6ヶ月平均年率で5.3%、図4D末端が示す3ヶ月スパンで見ると5.2%となった。後者は5月が5.5%、6月が5.6%だったので、いよいよCPIでも減速が始まった。PPIインフレ率は、3ヶ月スパンで減速に転換してから3ヶ月になる(図7C)。
藻谷 俊介2021年8月11日1 分世界景気先行指数 7月分7月の世界景気先行指数(速報)は季調済前月比+0.4%の153.4で15ヶ月連続で増加(図4A)。6月は0.1ポイント上方修正の152.7だった。ペースは一段と低下してきた(図4C)。
藻谷 俊介2021年8月10日1 分世界鉱工業生産 6月分6月の世界鉱工業生産(速報)は、季調前月比-0.3%(前年同月比+9.0%)131.8だった(図5A)。5月は0.1ポイント下方修正されて131.7であった。5月はインドの寄与が大きかったが、6月も今のところ微マイナスで、調整は否定しがたいものになった。
藻谷 俊介2021年7月20日1 分世界インフレ率 6月分6月の世界CPIインフレ率は、図4Aが示す6ヶ月平均年率で5.2%、図4D末端が示す3ヶ月スパンで見ると5.5%となった。5月も改定後で5.5%なので、かなり頭打ちである。PPIインフレ率は6ヶ月平均年率はまだ横ばいだが(図7A)、3ヶ月スパンでは減速に転換して2ヶ月になる...