藻谷 俊介2021年7月18日1 分モデル週報アメリカでも感染者が急増し、デルタの前では6割程度の接種率では経済再開が難しいことが示されてきた。世界株価は横ばい。長期金利は内外ともじわり低下し、待っているだけではマーケットの回復は難しい状況である。
藻谷 俊介2021年7月10日1 分モデル週報欧米など世界各地で新規感染者数が増加に転換し、世界全体のグラフも再び上向きになったことが確実になっている。景気のスローダウンは、世界株価や長期金利にはっきり現れている。もういい話がない。
藻谷 俊介2021年7月3日1 分モデル週報世界株価は10合目目前で、一旦後退した。世界長期金利もだら下がり。 コロナ関係では東京と日本全体の感染者は増えているが、東京除く日本は底ばいで増えてはいない。10頁の図に第5波を加えたが、特にこれまでと違ったところはない。7頁では第1波起算表示にもはや意味がなくなったので、...
藻谷 俊介2021年6月26日1 分モデル週報東京のみならず、日本全国でも新規感染者数は底入れしてしまった。12頁において交差点が確定したこの機会に、閾値の黄線を描き直した。因みにRが1を上回ったらしいタイミングは、東京が6月2日頃、全国が6月9日頃であり、緊急事態宣言の解除を待たずして悪化が始まっている。...
藻谷 俊介2021年6月19日1 分モデル週報東京の新規感染者数は底入れしてしまったように見えるので、暫定閾値とみなして、ピンク色の破線を交差させた。イスラエルも新規感染者数が増加に転換。ワクチン接種が増えないので閾値がもはや上昇していないため。日本のワクチン接種ペースは、イギリスの経験ラインから徐々に引き離されている...
藻谷 俊介2021年6月18日2 分月例中国統計ウォッチ 5月分減速した状態が続く ほとんど季節調整されていない中国の統計を、すべて季節調整ベースで並べて観察するのが月例中国統計ウォッチである。先月は、今は急回復期が終わって従来の成長トラックに戻った状態で不況ではないが、警戒は怠るまい、と締めくくった。5月については警戒は解除して良さそ...
藻谷 俊介2021年6月12日1 分モデル週報日本のワクチン接種ペースは今のところイギリスの若干下を行く程度で推移。東京の感染者数は減少ペースが鈍る。世界的に長期金利が低下傾向で、ようやくインフレ減速が認識されたか。モデル1-2も低下傾向。ただしおかげで株価は9.7合目に前進。
藻谷 俊介2021年6月5日1 分モデル週報世界株価は9.5合目に達して、来月には10合目を超えることが確実な情勢になった。まだ景気のピークアウトは筆者の定点観測においては視野に入っていないので、株価はしばしオーバーシュート気味のまま推移することになるのか。人が出歩いているのに新規感染者数が減っている日本は、やはり閾...
藻谷 俊介2021年5月29日1 分モデル週報金融市場は方向感のない小動きが続く。日本および東京のコロナ新規感染者数は、人出の水準が閾値を上回っているのに減少しており、モデルの説明性が短期的に低下している。アルコール提供の自粛などの定性的な差違が意外に効いているのかも知れず、次はどこで感染者数が増えてくるかが目下の関心...
藻谷 俊介2021年5月8日1 分モデル週報日本および東京の新規感染者数は末端がわずかに減少したが、活動レベルの減少は不十分ないし休日による一時的なものである可能性が高く、天井を付けたとは考えていない。イギリス、イスラエルは新規感染者数の減少が続き、特にイスラエルでは一日平均50人ほどになってきた。世界長期金利は緩や...
藻谷 俊介2021年5月1日1 分モデル週報日本も東京も活動レベル指標はさすがに少し下がった(12頁赤線)。とは言え、この程度では変異種によって下がっている閾値(黄線)対比では焼け石に水だろう。過去2回の緊急事態宣言期と比べても、赤線の下落は小さい。筆者の住むあたりでは、関東ナンバーの車で渋滞が起こるほどの状況で、人...
藻谷 俊介2021年4月24日1 分モデル週報日本は緊急事態宣言の前触れがあったにもかかわらず、国民の活動レベルが上昇気味で、都営地下鉄の乗車率はこの間の最高値をあっさり更新してしまっている。果たして政府が目論む「場所ベース」の規制で、国民の「行動ベース」の緩みが打ち消せるものなのか興味深い。イギリス、イスラエルも行動...