藻谷 俊介2022年1月2日1 分モデル週報先週号で述べたオミクロンによる加速が、図10頁の第6波線の第2波線からの上方乖離として現れてきたかも知れない。まだ件数は少ないと高をくくっている人も多いが、当社のように対数チャートで見れば、既に時間軸換算で第5波のピーク対比で1/4くらいは進捗している(8頁)。マーケットで...
藻谷 俊介2021年12月26日1 分モデル週報世界株価は横ばい、世界長期金利はわずかに上昇。少し円安のエネルギーを感じる。コロナサイドでは、もはや戻らないと見て第6波の線を追加した。第5波に比べて低いスタートで、検査と隔離が効いているのか今のところの勢いは第2波並である。ただ、オミクロンが海外で示しているような強い感染力を有
藻谷 俊介2021年12月18日1 分モデル週報世界株価は10合目に貼り付いたような状態を継続。金利も為替もあまり方向感がない。先週は日本の感染者数は鍋底を這うパターンかと述べたが、実際は免疫の減弱が徐々に大きくなっており(10頁下図)、それに従って人流閾値が低下するため(12頁黄線)、人流(同赤線)が多少減っても感染者が増え
藻谷 俊介2021年12月12日1 分モデル週報日本と東京の感染者数は再び下げ止まった。ただ人流がまたも減っていることから、さほど大きな上昇にはならない「鍋底」状態になるのではないか。世界株価は反発して、合目は再び10合目を超えた。とは言え、明らかに頭打ちであり、オーバーシュートが出るためにはファンダメンタルズの変化が必要だろ
藻谷 俊介2021年12月4日1 分モデル週報世界株価、世界長期金利ともに12月は弱含み。オミクロンのせいにされているが、時間軸的にはその前から一部の国の変化は始まっていた。多少楽観的すぎた部分の修正(特に米国)と筆者は考えており、ここから新たに下がっていく未来を示唆するものとは思っていない。特に低迷していた中国株の変化が、
藻谷 俊介2021年11月28日1 分モデル週報相場は大きく動いてはいないが、景況感DIはますます楽観的になっている。ただ、コロナ新規感染者数の減少ペースは鈍っており、やはり閾値は近づいているようである。それを集合的に察知してか、日本の人流は再び減少気味だ。変異種オミクロンについては、マクロ週報で解説したとおり、まだ逸話ばかり
藻谷 俊介2021年11月21日1 分モデル週報東京の感染者数は再び下がり、もう下降期とは言えないものの、まだ上昇期には入っていないことが示された。第2波の後の昨年9~10月あたりの底ばいと似た推移であろう。10頁の下段中央図が示すように、恐らく日本の社会全体の免疫は11月が天井であり、それを12頁黄線に反映させると、赤線の上
藻谷 俊介2021年11月14日1 分モデル週報世界長期金利は上昇し、世界株価もにじり上がる。東京の新規感染者数の増加とともに、日本全体として見ても下げ止まる。下げ止まりイコール第6波ではないが、世界的にも再び増加の情勢であり、そろそろワクチンの限界を悟って、インフルエンザ的に受け入れていくべきタイミングであると考える。
藻谷 俊介2021年11月6日1 分モデル週報世界長期金利が下降する一方で、株価指数は微増。ただし図Lが示しているように動きは各国バラバラ。対米追随かどうかで分かれている。10ページに新しく各国の免疫を推計したグラフを載せた。詳しくは近々Weekly Economicsで解説する予定である。
藻谷 俊介2021年10月30日1 分モデル週報日本の人流は徐々には増えているが、まだもどかしい。そのため新規感染者数は引き続き減少しているが、これを集団免疫達成と勘違いしてはならない 世界長期金利は上昇が止まった。もともと当社の2つのモデルは長期金利上昇を支持していなかったので、これで少し納得できる。世界株価は10合目。
藻谷 俊介2021年10月23日1 分モデル週報日本は感染者が減っても人流があまり増えないので、さらに感染者が減る状態。もう少し動いても良いと思うが、政府は病院のことばかり心配しているので、ベースラインが低くなる状態をなるべく続けたいと思っているのだろう。ここまで下がれば相当の余裕だと思うのだが。世界長期金利はさらにノッチアッ
藻谷 俊介2021年10月16日1 分モデル週報景気指標や景況感DIが低下や減速を見せる中で、世界長期金利も世界株価もにじり上がって、何となくちぐはぐな展開。ここでもマクロ統計サイドから見ると違和感を感じる。サプライチェーン問題があるのなら、業績は悪化しそうだが。コロナの感染は世界的に落ち着く傾向が続いている。Google M