藻谷 俊介2022年6月4日1 分モデル週報先週までと似た雰囲気が継続している。世界長期金利はさらに低下する一方で、世界株価は3.4合目から4.3合目に上昇し、何となくインフレの目途が立ち、景気回復方向に期待がかかる様相である。そう述べてきた筆者には居心地が良い。日本のコロナ感染者数は、減少が続いているが、人流はどの尺度で
藻谷 俊介2022年5月30日1 分モデル週報先週と同じ流れ。内外金利は僅かに低下する一方で、世界株価は3.3合目から3.4合目に上昇した。日本のコロナ感染者数は、新しい人流モデルで説明できる形で、今は減少しているが、近々増加に転じる可能性が指摘できる。
藻谷 俊介2022年5月21日1 分モデル週報内外金利は僅かに低下する一方で、世界株価は3.1合目から3.3合目に上昇した。最後に米株が下がって終わったものの、それ以外の国では一旦底入れした状態から変化していない。日本のコロナ感染者数は、新しい人流モデルで説明できる形で、再び減少。人流がこの辺に留まっている限り、大きな増減は
藻谷 俊介2022年5月14日1 分モデル週報マーケットは先週対比でほぼ動かず、取り敢えずリスクオフ的雰囲気が加速することはなかった。円安も一服。ただ国内のコロナ感染者は再び増加傾向にあることがはっきりしてきた。従来用いてきた人流指標である「交通機関」では、これをうまく説明できないため、新モデルとして「ショッピング・遊興施設
藻谷 俊介2022年5月9日1 分モデル週報5月に入って世界長期金利は一段と上昇し、世界株価は3.2合目まで下がった。ここまで下がるとリセッションの織り込みを疑わなくてはならないが、今のところの経済データは、EcoShotなどで既報の通り、思ったよりは悪くなっていない。近年は金利上昇という一点から株価が見られがちだが、中国
藻谷 俊介2022年4月29日1 分モデル週報世界株価、世界長期金利ともに先週から幾分低下し、リスクオフの気配が強まった。ドルも相変わらず強く、古典的な紛争リスク相場が続いている。コロナサイドでは台湾の新規が10倍になる日数が12日まで短縮し、いよいよ加速している。ニュージーランドでもそうだったが、当初鎖国政策で成功したよう
藻谷 俊介2022年4月23日1 分モデル週報先週からは小動きだが、世界株価は5.5合目までじわりと下がる。世界長期金利は各国の物価指数上昇を反映して僅かだが上昇したものの、まだ不透明感は強いようで一気に上昇することもない。コロナの新規感染はインド、台湾で上昇が顕著になる一方、大陸中国は減速、日本では第7波の認定が怪しくなっ
藻谷 俊介2022年4月16日1 分モデル週報世界株価、世界長期金利ともに少し低下してリスクオフの雰囲気になった。為替はドル高に加えて、円安の様子も窺える。コロナは中国でもピークアウトの気配で、世界全体としての減少も続いている。ワクチンの実効免疫については遅れた日本を除いて、ほとんどの国でもはや減るに任せる状態である。
藻谷 俊介2022年4月9日1 分モデル週報先週までの流れを踏襲してドル高、金利高、コロナ増勢だったが、世界株価だけ多少調整した。ロシア軍撤退地域の人道的な罪発覚でNATO側の関与が一段階上がって、戦車や徘徊型爆弾のウクライナへの供与が決まりつつあることが、全面戦争リスクを高めたと判断されたからであろう。制裁強化よりも心配
藻谷 俊介2022年4月2日1 分モデル週報世界株価は6.7合目まで上昇。Weekly Economics 2/3号「上もあまり望めないが、下にはまだ早い?」で描いた2010年パターンに向かいつつあるようだ。もちろん一足飛びにとはならないかも知れないが、米中の景気が崩れる時まではリスクオン傾向が残るのではないだろうか。世界
藻谷 俊介2022年3月26日1 分モデル週報世界長期金利と世界株価の若干の上昇はあったが、動きは鈍くなってきた。取り敢えずの楽観は織り込んだが、むしろNATOの関与は多少なりとも強まらざるを得なくなってきたことで、このまま露宇を一定のコストを払ってデカップルして、こちら側は経済成長を継続、と言うような道筋はまだ描けない。
藻谷 俊介2022年3月20日1 分モデル週報コロナは欧州主要国と世界全体での増加が、今週も継続した。対策措置の終了とBA.2によるものと考えられる。人流の自然な減少程度では、増加を止めるのは難しい。ウクライナ情勢も長期化の様相が続いている。世界株価は5.4合目まで回復し、世界長期金利も3ベーシス上昇したが、世界情勢を考える