スフィンクス・レポート

世界株価の低下は続いているが、世界長期金利は2週続けてじわじわ上昇を続けている。不況色が増していると言うよりも、インフレ忌避だろうか。各国の統計悪化は続いているが、2月に反発するものもあって、一本調子の悪化ではない。

世界長期金利はほぼ変わらなかったが、世界株価は0.7合目の大幅な低下となった。前週に続いて全体的に不況色が増してきている。各国の経済指標の悪化は既に現実であり、今年は筆者も楽観を言う理由がない。

先週より世界長期金利は2bp下がり、世界株価も0.1合目分低下した。全体的に不況色が増してきている。米景気への不安は徐々に現実化もしており、今年は筆者も楽観を言う理由がない。

先週より世界長期金利は更に1bp上昇したが、世界株価は0.1合目分低下した。米景気への不安と言うことだが、筆者もその可能性はWeekly Economicsで指摘しつつも、今の時点では一部の統計にだけ見られる悪化なので、決め手に欠けると考えている。

先週より世界株価の合目は上昇し、世界長期金利も上昇した。まだ好景気が継続するという考えが復活したようである。

2月に入って世界株価は7.5合目に前進し、世界長期金利は8bp低下して5.43%となっている。カオスなアメリカ政治シーンの影響はまだあまり見られない。

景況感DIアプリが再稼働し、1月は前月比マイナスに終わる。世界株価は7.1合目のままをキープし、世界長期金利は更に1bp低下して5.51%となっている。

世界株価は6.9合目から7.1合目に前進し、世界長期金利は2bp低下して5.54%となっている。日銀当座預金残高は低下を続けている。

1月に入って世界株価は6.5合目から6.9合目に前進し、世界長期金利は1bp低下して5.54%となった。金融相場的である。日銀当座預金残高はしばらく動かなかったが、再び低下を始めた。

1月に入って世界株価は8.1合目から6.5合目に反落し、世界長期金利は逆に5bp上昇して5.55%となった。金融相場的である。アメリカは雇用も堅調で、世界的にも素材エネルギー価格が上昇しているので、インフレ楽観論は居場所がない。日銀当座預金残高は今週も動かない。

世界株価は8.0合目から8.1合目に上昇し、世界長期金利も1bp上昇して5.50%となった。景気強気な展開に戻ったか。日銀当座預金残高は動かなくなって2週目になった。利上げもせずQTも控えるということでは、強い円は望みにくい。

世界株価は8.5合目から8.0合目に大きく低下し、世界長期金利は2bp上昇して5.49%となった。不安心理が拡がり、幾分金融相場的である。日銀当座預金残高は2週間続けて下落した後、小休止。利上げもせずQTも控えるということでは、強い円は望みにくい。

12月に入って世界株価は8.5合目をキープしており、世界長期金利は先週から2bp上昇して5.47%となった。まあ強気の展開である。日銀当座預金残高は2週間続けて下落した。

12月に入って、世界長期金利は下落し、世界株価は8.5合目まで上昇した。韓国、フランスで政治的な混乱があるなど、世界の政治シーンは一段と不透明になっているが、その割に景気強気が多い。何とかなると思っているのだろうか。さて、日銀の当座預金残高が初めて明確に減った。日本のインフレ率は

先週に続いて、世界長期金利は2bp下落し、世界株価は0.1合目上昇するという小幅な調整があった。為替は再び円高にシフト。市場はまだ今後の展開をめぐって判断がつきかねているようだ。

先週の揺り戻し的に、世界長期金利は1bp下落し、世界株価は0.1合目上昇するという小幅な調整があった。為替はドル高が復活。トランプ政権スタートまでまだ2ヶ月近くあり、その間はまだ本当のインパクトは見えてこない。

いわゆるトランプ・トレードは短命に終わり、世界長期金利は上昇、世界株価は8.2合目から7.6合目に落ち込んだ。為替はドル高が一服。取り敢えず市場には景気悪化が織り込まれている情勢ではないが、Weekly Economics 10/29で書いたように、どちらが勝っても大混乱という見

いわゆるトランプ・トレードによって、世界長期金利が低下し、世界株価は7.0合目から8.2合目に急伸した。Fedはご祝儀と言うのかまた説明の付かない利下げをしたが、取り敢えず市場には景気悪化が織り込まれている情勢ではない。為替はドル高気配が残っている。

11月に入り世界長期金利がさらに上昇し、世界株価は7.7合目から7.0合目に後退した。景気指標に一段の強さが感じられないせいか金融相場的である。為替はドル高気配が残っている。

世界長期金利がさらに4bp上昇したため幾分警戒されたものか、世界株価は7.8合目から7.7合目にわずかに後退した。為替は先週からのドル高に、円安が加わっている。

世界株価は7.7合目から7.8合目に漸進。世界長期金利もさらに1bp上昇した。為替はドル高。

中国の株価が調整したので、世界株価は7.9合目から7.7合目に低下したが、引き続き高い。世界長期金利もさらに3bp上昇した。為替はドル高。

10月は明るくスタート。中国の株価急上昇や強い米雇用統計もあって、世界株価は5.6合目から一気に7.9合目にアップ。世界長期金利も10bp上昇した。中国経済は株価の突出ほど好転してはいないが、もともとそこまで悪くなかったのも事実。リスクオンは筆者の思うところである。

9月4週は、世界長期金利は変化なしだったが、世界株価が0.4合目も上昇して5.6合目を回復した。為替市場の方向感は先週から失せたが、水面下では円安ドル高になっている。