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スフィンクス・レポートはグラフが命です。
出先などで文章のみお読みになった場合でも
ぜひ後ほどPDFでグラフをご確認ください。


CPI消費者物価指数 7-8月分
先に発行したWeekly Economicsにて報告のとおり、リアルタイムのインフレ率は7月までは勢いよく低下したが。東京8月は下げ止まりの様相を見せた。CRB指数などが「リインフレ」していることから考えても(図J~L)、2~2.5%あたりからもうインフレ率は下がらず、

藻谷 俊介
2023年8月28日読了時間: 1分


CPI消費者物価指数 6-7月分
報道には何かとインフレを強調するバイアスが残っているが、7月も順調にインフレ率が低下したことは隠しようがない。7月、ついに東京のリアルタイム・インフレ率がはっきりと低下し2%台前半に入った(図2H)。このグラフを見ると、第4波も終わってきたことが雄弁に示されている。前年

藻谷 俊介
2023年7月30日読了時間: 1分


KOMTRAX 6月分
企業データに季節調整をかけてお届けします。これは図表だけのレポートです。

藻谷 俊介
2023年7月14日読了時間: 1分


CPI消費者物価指数 5-6月分
電気ガス補助金が本当のインフレ率を見えなくしてしまう問題は、当社のリアルタイム分析では今号から完全に解決した。図2D、2H、4L、4Mをはじめ、すべてのグラフに朱記されたパーセンテージは、いずれも正しいインフレ率である。先月も述べたが、インフレ率の低下ペースは非常に緩慢である。

藻谷 俊介
2023年7月2日読了時間: 1分


CPI消費者物価 4-5月分
電気ガス補助金が導入された折に述べたように、補助金は季節調整グラフにおいては1か月の段差を生じさせるだけで、翌月からグラフは上向く。
今回、東京都区部は5月まで発表されたので、当社の速度計グラフは段差を織り込まなくなり、現在のリアルタイム・インフレ率を正しく示すようになった(図2

藻谷 俊介
2023年5月31日読了時間: 2分


CPI消費者物価 3-4月分
先々月号で述べたように、電気ガス補助金は季節調整グラフにおいては1か月の段差を生じさせるだけで、その後はある程度インフレである限り、グラフは上向く。
重要なのは、その段差の後の2か月(3月、4月分)の上昇(インフレ率)が年率換算でどの程度であるかと言うことだ。それが最も直近の東京

藻谷 俊介
2023年5月8日読了時間: 2分


CPI消費者物価 2-3月分
先月号で述べたように、電気ガス補助金は季節調整グラフにおいては1か月の段差を生じさせるだけで、その後はある程度インフレである限り、グラフは上向く。それが現れたのが、図2Mなどである。今月のポイントは、その段差の後の1月分の上昇(インフレ)が年率換算でどの程度であるかと言うことだ

藻谷 俊介
2023年4月3日読了時間: 2分


CPI消費者物価 1-2月分
先月号で、報道における前年同月比での「40数年ぶり最高値更新!」の連鎖もそろそろ終わる、と述べた通り。
日経は「エネルギーも除いた伸び率はなお加速しており」とインフレ感をなお煽っているが、これも前年同月比による遅行効果に過ぎず、リアルタイムでは先月の3.2%から3.0%に低下して

藻谷 俊介
2023年3月5日読了時間: 1分


CPI消費者物価 12-1月分
日本ならではの遅行値上げ、宿年値上げが一部で続いており、インフレ率低下のペースは鈍いが、リアルタイムでのピークアウトは既に現実化しているので(図2D、2H)、報道における前年同月比での「40数年ぶり最高値更新!」の連鎖もそろそろ終わる。
つまり読者に改めて認識して頂きたいのは、2

藻谷 俊介
2023年1月27日読了時間: 2分


CPI消費者物価 11-12月分
当初インフレ率の正常化を10月頃と予想していた筆者は完敗。「価格転嫁を小出しにしたり、先送りしたりする企業もあるので図2D、Hの右肩がそれなりに膨らむ可能性も考慮する必要はある」と7月頃から予防線は張ってきたが、1ドル150円に達する追加的な円安まで加わり、リアルタイムのインフレ

藻谷 俊介
2023年1月12日読了時間: 1分


CPI消費者物価 10-11月分
当初インフレ率の正常化を10月頃と予想していた筆者は完敗。「価格転嫁を小出しにしたり、先送りしたりする企業もあるので図2D、Hの右肩がそれなりに膨らむ可能性も考慮する必要はある」と7月頃から予防線は張ってきたが、それに加えて追加的な円安が止まらず、図2D、Hは右肩の方が高い状態に

藻谷 俊介
2022年11月26日読了時間: 1分


CPI消費者物価 7-8月分
速度計が示す東京のリアルタイム・インフレ率は、8月も下がって年率3.1%となった(図2H)。1ヶ月発表が遅い日本全国は、7月で年率3.1%である(図2D)。
昨年から「生鮮食品と通信を除く」ベースでリアルタイム・インフレ率を測定してきた。大きなスマホ通信料値下げで、価格指数が歪ん

藻谷 俊介
2022年8月29日読了時間: 1分


CPI消費者物価 6-7月分
速度計が示す東京のリアルタイム・インフレ率は、7月も順当に下がって年率2.6%となった(図2H)。1ヶ月発表が遅い日本全国は、6月で年率3.0%(図2D)。
先行する川上のリアルタイム・インフレ率は、末端7月において戦争前のレベルに戻っているが(図6J~L)、最も川下のCPI(図

藻谷 俊介
2022年7月30日読了時間: 1分


CPI消費者物価 4-5月分
2ヶ月前の号で、「インフレがいよいよ懼れられているが、3%インフレあたりが当面の目安となると思う。円安の加速などがあれば、多少増える可能性もあるが、今の段階では見たこともないインフレにはならないと言うのが結論である。」と述べて以来、実際のデータの動きも落ち着いていることが示されて

藻谷 俊介
2022年5月31日読了時間: 1分


CPI消費者物価 3-4月分
先月号では、「インフレがいよいよ懼れられているが、G17レポートで示したように、ここまでのインフレ率の最大1.5倍程度が想定できるので、2×1.5=3%インフレあたりが当面の目安となると思う。円安の加速などがあれば、多少増える可能性もあるが、今の段階では見たこともないインフレには

藻谷 俊介
2022年5月10日読了時間: 1分




CPI消費者物価 2-3月分
インフレがいよいよ懼れられている。ただそこで重要なのは、今のインフレ率がいくらかと言うことを正しく把握しておくことである。それなくしては追加的なインフレが何%と言っても意味がない。これまでは底流インフレを見る図2M黄線をキーチャートにしてきたが、目下の戦争がもたらす生活における

藻谷 俊介
2022年3月25日読了時間: 2分


CPI消費者物価 1-2月分
当冊子のキーチャートである図2M黄線(図2Gを拡大したもの)は、2月は上昇し、そのモメンタムも一段上昇した(図2H)。底入れ感がはっきりしてきた。ただ、1月遅れの全国はまだ黄線のマイナスが続いている(図2L)。
これまでの号では、CPIをインフレ方向に牽引している食料、エネルギー

藻谷 俊介
2022年3月2日読了時間: 1分


CPI消費者物価 12-1月分
当冊子のキーチャートである図2M黄線(図2Gを拡大したもの)は、1月は上昇した。結果として、そのモメンタムも反発した(図2H)。とは言え、まだ底入れを保証する何かがあるわけではない。CPIをインフレ方向に引っ張っているのは、食料とエネルギー。逆にデフレ方向に引っ張るのが通信料。

藻谷 俊介
2022年1月30日読了時間: 1分


CPI消費者物価 11-12月分
当冊子のキーチャートである図2M黄線(図2Gを拡大したもの)は、11月に多少下げ止まったが、12月はあえなく切り下げた。エネルギーを除けば1%デフレ(図2M黄線)、通信料を除けば2%インフレ(図6H青線)、どちらも含めれば高原状態(図2M青線)と言う構図には変化がない。

藻谷 俊介
2022年1月13日読了時間: 1分


CPI消費者物価 10-11月分
当冊子のキーチャートである図2M黄線(図2Gを拡大したもの)は、11月に多少下げ止まったが、デフレ圧力は続いている。唯一インフレ的であるエネルギーを加えた図2M青線であっても、夏場よりは低い。携帯通信料の下落とエネルギーの上昇が相殺し合って、都内の平均的家計では、騒がれたようなイ

藻谷 俊介
2021年12月9日読了時間: 1分


CPI消費者物価 9-10月分
当冊子のキーチャートである図2M黄線(図2Gを拡大したもの)は、10月に再び下落に転じ、方向感を得られないままである。今回は、またも通信料が大きく下げたことに加え(図4G)、暖かかったために冬物の価格も低迷したことが寄与している(図4E)。後者については、その後の寒さで反動が出る

藻谷 俊介
2021年10月29日読了時間: 1分


CPI消費者物価 8-9月分
改めて足元の具体的なインフレ率はどの位なのか。コアで言えば、図2Hの末端は年率0.8%程度。エネルギーや生鮮食料品も加えたベースでは、年率1.2%程度である。4頁の10大費目(東京)を見ると、末端が低下傾向なのは図4Fの保健医療と図4Gの交通通信の2つだけであり、前者は下落傾

藻谷 俊介
2021年10月10日読了時間: 1分


CPI消費者物価 7-8月分
基準年が改まって構成ウェイトも変わり、図2M黄線の線形は幾分変化したが、段差の位置は変わらない。ただ、改訂前と比べると携帯通信料値下げの段差が大きくなっていることに気付く。とは言え、段差の後のインフレ率が年率1%前後であることに変わりはない(図2H)。現在のCPIインフレ率は1%

藻谷 俊介
2021年8月30日読了時間: 1分
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