藻谷 俊介2021年7月28日5 分オーバーシュートにどれだけ期待すべきなのか6/20号では「好況の残りはどれだけなのか、それを見極めていくのが今後の要諦となる」と述べて筆を置いた。読者は「好況の残り」などというみみっちいものではなく、コロナ後に来るべき「本格回復」の書き間違えではないかと思ったかも知れない。その舌足らずだった部分を補うのが今号の役割...
藻谷 俊介2021年7月27日1 分【動画】25周年記念ウェブセミナー去る7月25日午前10時から開催しました設立25周年記念ウェブセミナーには、連休最終日にもかかわらず多数ご参加頂きまして誠にありがとうございました。事前に録画視聴のご要望が多かったので、ここに動画として公開させて頂きます。ただ、手順ミスで本番の録画に失敗したため、翌日に改め...
別府 浩一郎2021年7月25日1 分Weekly Market Watch 定例図表改めて米国ITセクター株が強さを発揮する中、本邦ITセクターは過去1週・13週・52週のどのスパンでもユーロ圏ITセクターにも見劣り(第2・3頁)。
別府 浩一郎2021年7月25日1 分好決算背景にS&P500は反発し最高値更新先週、S&P500指数は2.0%、DJIAは1.1%、Nasdaq指数は2.8%上昇。反発。3指数揃って過去最高値更新。感染拡大を嫌気して下げた先々週の地合いを引き継ぎ、週明け月曜までは続落も、相次ぐ好決算に押し目買い機運強まる。
藻谷 俊介2021年7月23日1 分モデル週報世界株価には方向性なく、世界長期金利は低下。全般的にリスクオフ傾向が継続中。東京、日本とも第5波は、30日目前後としては今までで最も勢いがある状態(10頁)。デルタの覇者ぶりが窺えるが、これは諸外国でも同様だ。4回目の緊急事態宣言の効果は些少で(12頁)、過去3回のような人...
藻谷 俊介2021年7月22日1 分貿易統計 6月分減速しつつも3極すべてに対して増加してきた輸出数量だが、6月はアジア向けが屈折していたことが明らかになった(図2E)。バイデン小切手で他と外れて今春の景気を押し上げたアメリカ向けがまだ増えているが、その勢いも月を追って低下しており、トータルでの輸出数量は頭打ち感を強くしてい...
別府 浩一郎2021年7月22日2 分「恥の文化」改め「恥知らずの文化」「この時期の天候は晴れる日が多く、且つ温暖であるため、アスリートが最高の状態でパフォーマンスを発揮できる理想的な気候である」。13年1月、東京五輪招致委員会がIOCに提出した立候補ファイル内に記されたこの嘘八百の文言が、その後の混沌を全て予兆していたように思う。
藻谷 俊介2021年7月20日1 分世界インフレ率 6月分6月の世界CPIインフレ率は、図4Aが示す6ヶ月平均年率で5.2%、図4D末端が示す3ヶ月スパンで見ると5.5%となった。5月も改定後で5.5%なので、かなり頭打ちである。PPIインフレ率は6ヶ月平均年率はまだ横ばいだが(図7A)、3ヶ月スパンでは減速に転換して2ヶ月になる...
藻谷 俊介2021年7月20日1 分世界景気先行指数 6月分6月の世界景気先行指数(速報)は季調済前月比+0.5%の152.6で14ヶ月連続で増加(図4A)。5月は0.1ポイント上方修正の151.8だった。ペースは徐々に低下してきた(図4C)。 山に喩えると先月の9.5合目から9.8合目に上昇(図4B)。ペースが落ちているため、10...
藻谷 俊介2021年7月20日1 分世界鉱工業生産 5月分5月の世界鉱工業生産(速報)は、季調前月比-1.3%(前年同月比+17.5%)131.8だった(図5A)。4月は0.1ポイント下方修正されて133.5であった。増加中とは言いにくい線形になった。 世界輸出数量指数も、5月は季調前月比-1.4%であり、右上がりのトレンドなのか...