藻谷 俊介2023年6月3日1 分モデル週報世界株価、世界長期金利ともにわずかに上昇した。日米株価だけを見ていると株高のイメージだが、世界株価はそうでもない。円安ドル高は薄らぎ、市場としての方向感は弱いと感じる。
藻谷 俊介2023年6月2日1 分世界成長率 1-3月期1-3月期の世界成長率は、データ収集率82%の現段階で前期比年率換算+3.1%で、10-12月期の同2.5%から加速した(図4B)。 1-3月期はまだ調整感が残ると考えてきたが、3%を超えれば図4Bを遡って見劣りせず、意外に強かった。ドイツ、台湾などの例外もあるが、新興国を中心に
藻谷 俊介2023年6月2日2 分1-3月期 法人企業統計2頁で損益計算書を上から見ていこう。売上は10-12月期比で年率4.2%増加し、10-12月期の同2.4%から再加速(図2A)。原価の伸びが緩み(図2B)、粗利益は10-12月期の横ばいからいきなり2桁の上昇(図2C)。販管費(図2D)と人件費(図2E)も結構増加したが、営業利益
藻谷 俊介2023年5月31日2 分CPI消費者物価 4-5月分電気ガス補助金が導入された折に述べたように、補助金は季節調整グラフにおいては1か月の段差を生じさせるだけで、翌月からグラフは上向く。 今回、東京都区部は5月まで発表されたので、当社の速度計グラフは段差を織り込まなくなり、現在のリアルタイム・インフレ率を正しく示すようになった(図2
藻谷 俊介2023年5月31日1 分鉱工業生産 4月分先月号で筆者の予想通り1-3月期に底が形成されたことを確認した後の4月。当社季調ではプラスだったが、経産省基調ではマイナスで、見方によってはパッとしないかも知れない(図2B)。 だが底の存在自体は変わらない(図4E)。また5-6月予測は緩慢な上昇だが、不況に舞い戻る兆候はない(図
藻谷 俊介2023年5月31日1 分乗用車八社生産 4月分世界全体としての販売が月を追って伸びており、国内八社の生産もダイハツの急減で単月ではマイナスだが、趨勢は上向き。特に国内生産の伸びが顕著になっていて、円安で期待され続けてきた輸出増加にようやく繋がっている。
別府 浩一郎2023年5月29日1 分NVIDIA決算前の米セクター別EPS予想NVIDIAの売上高見通しが発表される直前の段階で、S&P Dow Jones Indices社が集計・発表していたセクター別EPS予想が興味深い。24年予想ではITセクターは生成AIへの期待が爆発する前の時点で、業績予想面で優位性を有していた。
別府 浩一郎2023年5月28日1 分家計マインド季報(2023年春)「消費動向調査」では極端な物価上昇観の緩和により、本年3月、4月調査で、これまで極端に悪化していた「耐久消費財の買い時判断」の反動的改善が目立った。「資産価値の増え方」意識もアベノミクス初期当時のような大幅な上振れ。世帯年収別では最上位の「1200万円以上」世帯の改善が際立つ。
別府 浩一郎2023年5月28日1 分Weekly Market Watch 定例図表NVIDIA株を筆頭にITセクターの大幅上昇が際立つ中、不動産セクターは内外で蚊帳の外。東証不動産株指数の相対株価は先週末、2009年3月9日以来の水準に落ち込む(第13頁のグラフは2011年以降のみ掲載)。