別府 浩一郎2023年7月23日1 分Weekly Market Watch 定例図表7/25(火)の中国CSI300株価指数は前日比2.9%大幅上昇。とりわけ、不動産株指数は8.0%の急騰。前日開催の中国共産党中央政治局会議が、不動産市場へのテコ入れを含む経済対策への期待を高める。某国でのかつての政策期待相場を思い出させます(当資料は7月23日付)。
別府 浩一郎2023年7月21日2 分Nasdaq-100のリバランス広義IT関連株のS&P500種時価総額ウェイトは以前から「40%程度が上限」という動きをしている。Nasdaq-100のリバランスは、その意識を一層強める可能性が高い。しかし、それは決して悪いことではないだろう。
藻谷 俊介2023年7月20日2 分貿易統計 6月分5月も日本の輸出数量は着実に伸びて(図2A)、その勢いも過去の好況期と比べて遜色ない(図2H)。11頁で仕向地別に見ると、アメリカ向けは小休止になる一方で、中国向け、EU向けの回復が年率2桁と著しい。中国向けは昨年まで大きく下がっていた故に強いのも不思議ではないが、前年
藻谷 俊介2023年7月18日1 分第三次産業活動指数 5月分当社のX13AS季調では、5月は前月比+0.1%の101.2だった(図2A)。4月は0.1ポイント下方修正の101.1となっている。単月での伸びは小さいが、リアルタイムの伸び率は年率で2.0%。四半期平均で見れば、今のところ滑らかに3四半期連続してプラスとなっている(図2C)
藻谷 俊介2023年7月18日2 分月例中国統計ウォッチ 6月分6月も増産が続いた。図Aがその総合的な形勢である。図Bが示すリアルタイムの増加率は5%弱であり、政府の成長率目標と概ね合致している。生産内訳のうちインフラ系の図D~Eはまだ底入れが覚束ないが、より付加価値の高い図F~Gは2桁増産が続いている。国内消費、およびそれに関連する
汨羅2023年7月18日2 分編集余録週末、シリーズ5作目となる「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル」を観てきた。ネタバレを避けるためにその経緯は書かないが、作中に紀元前212年のシラクサの戦いが登場する。それを見ながら、ふとこれが今のウクライナ戦争の淵源の1つであることに気が付いた。単に人間はいつも無益な戦争をす
藻谷 俊介2023年7月16日1 分設備投資受注 5月分機械受注統計だけで「日本企業の設備投資の持ち直しの動きに停滞感」と断言するのは問題がある。しかも、左図を四半期平均で見やすくした図4J青線を見れば、「持ち直し」すら実は見えていない。機械受注や工作機械受注は、基本的に約1年にわたって右下がりと表現するしかないだろう(図4J~K
藻谷 俊介2023年7月16日1 分PPI企業物価 6月分前年同月比の慣習から抜けられない左の報道では「減速」だが、実際は企業物価が「下落」に転じて、6月で2か月目になる(図2A)。当然、全体として価格転嫁は終了し(図2C~D)、もう値引きの時代が始まっているわけである。そろそろ報道も目を覚まして欲しい。記事の「輸入物価上昇に