藻谷 俊介2月8日1 分景気動向指数 12月分先行CI、一致CI、遅行CIの平均である12月の「総合CI」は、前月比+1.2%の110.7となった(図2A赤線)。11月は0.4ポイント上方修正されて109.5。TOPIXなど相場2系列を除くベースでは+1.3%となり(図2A青線)、そこからぶれの大きい鉱工業生産系の7系列
別府 浩一郎2月5日1 分Weekly Market Watch 定例図表日本株の割安是正が急速に進んだアベノミクス初年の2013年高値と2023-24年高値(2月5日まで)を比較するとTOPIXは1.96倍。業種別で高い順に海運4.06倍、その他製造3.51倍、精密3.34倍、卸売3.16倍、電機2.81倍。いまだ下回る証券、不動産に物色の手。
藻谷 俊介2月4日2 分A Year in Review 2023 昨年を振り返って1年前の当バックナンバー集においてインフレと利上げの終局を議論しましたが、思いのほかFedが引っ張ったことで、2023年も長期にわたってインフレと利上げの問題が市場を席巻する形になりました。私は、インフレを前年同月比で測定することによる遅行の問題、人手不足インフレと言われつつ実は
別府 浩一郎2月4日2 分示唆に富む米国雇用現状DI・景気現状DI先週、FRBは物価動向を見極めるため早期利下げに慎重姿勢を示し、週末発表の1月雇用統計は強めの数値となった。これらに先行し火曜に発表されたConference Board調べの1月米国消費者信頼感指数は適切かつ示唆に富むものだ。
藻谷 俊介1月31日1 分鉱工業生産 12月分12月の生産は当社季調では横ばいで、グラフの頭打ち傾向は続いている(図2B青線)。経産省季調での上昇(同赤線)は、いつものぶれであり、その分1月予想も急落となっている。相変わらず冴えない。それ以上に問題なのは、1-2月の予測線が大きく下がっていることだ(図2A赤線)。左
別府 浩一郎1月28日1 分Weekly Market Watch 定例図表株式市場全体としては株高傾向が顕著な中、個別銘柄相対株価(第19~22頁)では業種内格差が拡大しているケースが多く見受けられる。
藻谷 俊介1月26日4 分株高の裏で昨年最後の12/30号で、サービス業による景気牽引が続く中で生まれた、日本は製造業をもはや必要としないかのような雰囲気に懸念を表明した。そこでは主に製造業に焦点を当てて、知財重視とされるアングロ=サクソン諸国ですら、日本よりも製造業がきちんと働いていることを図示したが、筆者の懸念
藻谷 俊介1月23日2 分PPI企業物価 12月分国内企業物価指数全体としてのリアルタイム・インフレ率は、12月は-0.1%(図2A)。今年に入って2度目のマイナスであったが、回復しほぼゼロまで戻してきた形(図2C)。先月号で、世間が遅れてまだプラスと思っているのなら、(インフレ鈍化に)驚くことになると述べたが、左記事はまさ
別府 浩一郎1月21日2 分米セクター別EPS予想で優位性強めるIT米国セクター別予想EPS修正グラフにおいて、24年予想はS&P500種全体ではごくごく緩やかながらも低下傾向。それに対し、ITセクターは上向き傾向で推移。生成AIが期待から現実に変わる中、ITセクターの優位性が増している。
藻谷 俊介1月18日2 分月例中国統計ウォッチ 12月分先月号までは、もともと好調なフロー面に加え、不動産、設備投資などストック面も改善傾向にあると述べてきた。しかし、12月はストック面の悪化が再燃し、筆者もかなり落胆した。世界景気全体も脱ポストコロナになってきており、多少目線を下げるべきではないかと悩んでいる。
別府 浩一郎1月17日1 分Weekly Market Watch 定例図表対Core 30相対株価を見ると、Mid 400、Smallが足元で下振れ(第4頁)。国内、海外を問わず、新たに流入して来る資金はやはり大型株選好の度合いが強いことも影響しているだろう。
別府 浩一郎1月17日1 分マーケット週報バックナンバー集 2023弊社では毎年初め、読者の皆様方のご参考・ご批判に供すべく、前年のレポート・バックナンバー集を発行しております。本資料は2023年のマーケット週報「Weekly Market Watch」に掲載したコメントのうち12回分を収録したものです。