藻谷 俊介2023年5月31日2 分CPI消費者物価 4-5月分電気ガス補助金が導入された折に述べたように、補助金は季節調整グラフにおいては1か月の段差を生じさせるだけで、翌月からグラフは上向く。 今回、東京都区部は5月まで発表されたので、当社の速度計グラフは段差を織り込まなくなり、現在のリアルタイム・インフレ率を正しく示すようになった(図2
藻谷 俊介2023年5月31日1 分鉱工業生産 4月分先月号で筆者の予想通り1-3月期に底が形成されたことを確認した後の4月。当社季調ではプラスだったが、経産省基調ではマイナスで、見方によってはパッとしないかも知れない(図2B)。 だが底の存在自体は変わらない(図4E)。また5-6月予測は緩慢な上昇だが、不況に舞い戻る兆候はない(図
藻谷 俊介2023年5月31日1 分乗用車八社生産 4月分世界全体としての販売が月を追って伸びており、国内八社の生産もダイハツの急減で単月ではマイナスだが、趨勢は上向き。特に国内生産の伸びが顕著になっていて、円安で期待され続けてきた輸出増加にようやく繋がっている。
別府 浩一郎2023年5月29日1 分NVIDIA決算前の米セクター別EPS予想NVIDIAの売上高見通しが発表される直前の段階で、S&P Dow Jones Indices社が集計・発表していたセクター別EPS予想が興味深い。24年予想ではITセクターは生成AIへの期待が爆発する前の時点で、業績予想面で優位性を有していた。
別府 浩一郎2023年5月28日1 分家計マインド季報(2023年春)「消費動向調査」では極端な物価上昇観の緩和により、本年3月、4月調査で、これまで極端に悪化していた「耐久消費財の買い時判断」の反動的改善が目立った。「資産価値の増え方」意識もアベノミクス初期当時のような大幅な上振れ。世帯年収別では最上位の「1200万円以上」世帯の改善が際立つ。
別府 浩一郎2023年5月28日1 分Weekly Market Watch 定例図表NVIDIA株を筆頭にITセクターの大幅上昇が際立つ中、不動産セクターは内外で蚊帳の外。東証不動産株指数の相対株価は先週末、2009年3月9日以来の水準に落ち込む(第13頁のグラフは2011年以降のみ掲載)。
別府 浩一郎2023年5月28日1 分S&P500は小幅続伸。NVIDIA中心にIT急騰先週、S&P500指数は0.3%、Nasdaq指数は2.5%上昇。S&P500は小幅続伸。Nasdaqは5週続伸。債務上限交渉の停滞を嫌気し週央までは弱含み。しかし、市場予想を大幅に上回る5-7月期売上高見通しを発表したNVIDIA株中心に、木・金でITセクターが7.2%急騰。
藻谷 俊介2023年5月22日2 分設備投資受注 3月分先月号は、「引き続き慎重さもあるが、そろそろ底という思いもあることは改めて述べておきたい」と締めくくったが、4月の図3J、3月の図2A~Dは末端が尽く下がってしまったので、底入れを主張するには形勢が悪くなった。底堅さが見えていた図4Aの民間建設受注も、同様の仕切り直し的な下がり方
藻谷 俊介2023年5月22日1 分労働関連統計 3月分「雇用三羽ガラス」は、季調前月比で2か月連続で2勝1敗となった。11~1月よりは限界的に改善している。非正規の雇用が一服したことは、図2D、2F青線などに明らかで、雇用が正社員にシフトしているのは良い傾向であり(図2F赤線)、消費関連統計EcoShotで述べた消費者心理の改善に寄