藻谷 俊介2023年1月29日1 分モデル週報世界株価、世界長期金利ともに小さく上昇した。Weekly Economicsで書いたような変化を反映してか若干リスクオンになっているが、微調整を経ながらもこのまま正常化へ向かうことを期待する。コロナのデータは日本も感染は全数報告ではないし、諸外国もますます数字が小さくなっている。
別府 浩一郎2023年1月29日1 分Weekly Market Watch 定例図表昨年、強さが際立ったインド株は12月1日以降は下げ基調(第23頁)。緩やかな戻りに転じていた矢先、財閥不正会計を糾す米空売り投資会社の調査レポートで再失速。実態が分からないだけに評価のしようもありませんが。
別府 浩一郎2023年1月29日1 分S&P500は反発。Nasdaqは4週続伸先週、S&P500指数は2.5%、DJIAは1.8%、Nasdaq指数は4.3%上昇。S&P500は反発。Nasdaqは4週続伸。次回FOMCでの0.25%利上げで利上げ打ち止めとの観測やTesla決算を好感し、主力ハイテク株への買い戻しが加速。
藻谷 俊介2023年1月27日2 分CPI消費者物価 12-1月分日本ならではの遅行値上げ、宿年値上げが一部で続いており、インフレ率低下のペースは鈍いが、リアルタイムでのピークアウトは既に現実化しているので(図2D、2H)、報道における前年同月比での「40数年ぶり最高値更新!」の連鎖もそろそろ終わる。 つまり読者に改めて認識して頂きたいのは、2
別府 浩一郎2023年1月27日2 分過去10年を振り返る「アベノミクス・異次元緩和」が「円安こそ善」とする政策だったとすれば、過去10年は大成功だったと言うほかない。BISのブロードベース(64ヵ国・地域)実効為替レートで、2012年12月から2022年12月までの10年間において、日本は名目で第57位、実質で第62位だった。
藻谷 俊介2023年1月27日3 分そこはかとなく見えてきた回復の端緒報道を見ると「海外経済を中心に今年は厳しい」という言説がいまだ多数派だと感じるが、それはまさに昨年2022年の形容なのであり、今年2023年はその次の動きを考えなくてはならない。筆者は定点観測者として毎日数多くのグラフを更新しているが、最近のデータの様子はとなると、まさにタイト
藻谷 俊介2023年1月24日1 分世界インフレ率 12月分12月の世界CPIインフレ率は、リアルタイム(直近3ヶ月区間の平均伸び率の年率換算値)で3.0%に低下し、過去10年間の平均と完全に並んだ(図4D)。図7CのPPIインフレ率も一旦デフレに転じてから再び10年平均に近づいており、どちらも異なる方向から正常化していると言える。スタグ
藻谷 俊介2023年1月23日1 分第三次産業活動指数 11月分当社のX13AS季調では、11月は前月比+0.2%の100.2だった(図2A)。10月は0.3ポイント上方修正の100.0となっている。修正により当社季調でも経産省季調でも、四半期平均では右上がりになり(図2C)、業種間拡散度も50を切っていなかったことになった(図4C)。調整期
藻谷 俊介2023年1月23日1 分設備投資受注 11月分筆者は5ヶ月前の号から、工作機械受注の悪化を見て当冊子のトーンを下げてきた。右グラフは、先行性高くぶれの少ない図3Jの後追いに過ぎない。図3Jは疑いなく低下を続けている。先月は「非製造業が伸長」と書いていた新聞も、ようやく「企業が設備投資に慎重になっている可能性がある」と認めた。