別府 浩一郎2022年9月11日1 分Weekly Market Watch 定例図表規模別・スタイル別相対株価で、2018年初頭にピークアウト後、最も長く低迷が続き、本年に入って底堅さが目立つSmall Value(第5頁)。さもありなんで、主な構成銘柄に百貨店、関西私鉄、地銀など。
別府 浩一郎2022年9月11日1 分S&P500は長期金利上昇一服で4週ぶり反発先週、S&P500指数は3.6%上昇。4週ぶり反発。Tノート10年物利回りが3.35%と6月中旬以来の水準に上昇した三連休明け火曜まで弱含み推移も、原油価格急落と共に長期金利上昇一服となった水曜以降は急反発。
藻谷 俊介2022年9月9日1 分景気動向指数 7月分先行CI、一致CI、遅行CIの平均である7月の「総合CI」は、前月比+0.2%の99.2となった(図2A赤線)。6月は修正なしで99.0だった。TOPIXなど相場2系列を除くベースでも+0.3%だったが(図2A青線)、そこからぶれの大きい鉱工業生産系の7系列を除くと0.0%と横ば
藻谷 俊介2022年9月9日1 分労働関連統計 7月分雇用の絶対「数」の動向を示す図2B青線、図2D青線、そして図2Eの「雇用三羽ガラス」は、季調前月比で5ヶ月連続の3勝0敗。引き続き雇用(人数)が増えていることは間違いないと言える。企業が払った名目給与総額の伸びはリアルタイムで年率5.6%で、先月時点の4.6%から更に
藻谷 俊介2022年9月9日1 分消費関連統計 7月分7月はBだけプラスで、その他はマイナスとなった。この間、インフレを差し引いた実質でも4~5%、ものによっては2桁の勢いを有していたので維持可能ではなく、7月はスピード調整となったと考えられる。その結果、リアルタイムで1%前後の現実的な実質伸び率がグラフに朱記されるようになった。な
別府 浩一郎2022年9月7日1 分トンデモ物価予想とトンデモ金融政策「消費動向調査」1年後の物価見通しで「10%以上の上昇」の回答比率を見ると26.0%。「トンデモ物価予想」として切り捨てるには余りに大きな比率だ。少なくとも、債券市場の機能を著しく毀損し、自国通貨の歯止め無き減価を招く金融政策を行っている日銀に切り捨てる資格があるとは思えない。
藻谷 俊介2022年9月6日2 分7月の統計を概観して7月は一部にスピード調整はあるものの、一番の焦点である「賃金増vsインフレ」において、引き続き賃金増の方が勝っているため、景気悪化は考えにくいと考えられる。7月は図A青線の通り生産実績は上げ足す形になったが、電子部品デバイス工業において大きな生産計画の下方修正があって、図Bが
藻谷 俊介2022年9月5日1 分モデル週報世界株価は再び2.9合目まで低下。今のところ7月の2.7合目よりは上であり、ここで下げ止まればやはり株価は底入れしていたことになる。世界長期金利の上昇も8bpほどであり、あまりインフレ懸念が再燃しているとは思えない。日本については金利モデルは低下し、景況感DIもマイナスになって、
別府 浩一郎2022年9月4日1 分S&P500はITセクター中心に3週続落先週、S&P500指数は3.3%下落。3週続落。先々週のFRB議長発言の流れを受け長期金利が強含み、ITセクター株中心に下押す。米政府による中国への出荷規制措置を嫌気し、半導体株が下げ幅広げる。
別府 浩一郎2022年9月4日1 分Weekly Market Watch 定例図表欧州の金利情勢でハンガリーの2年物金利の上昇が顕著(第29頁)。同国はロシアからのエネルギー輸入継続によりエネルギー価格の7月前年比は8.9%上昇とEU内最低(EU全体では38.3%上昇)。しかし、それ以外の値上がりが著しく全体では14.7%上昇(EU全体は9.8%上昇)。