藻谷 俊介2022年9月30日2 分鉱工業生産 8月分8月は、当社季調では前月比0.4%増の97.7であり、コロナ前水準にも達していない。事前のエコノミスト予想平均が0.2%増(右記事)、後述する世界鉱工業生産が0.1%増(図4A)であることから見ても、右図の通りやたらぶれの大きい経産省季調が不自然に強い数字(2.7%増)を出しただ
藻谷 俊介2022年9月28日4 分アメリカのインフレも収まってきたのに...心折れるような展開が続いている。6月中旬以降、インフレ後の世界を織り込む形で各国の長期金利は低下し、株価は上昇していたが、8月下旬から米連銀のインフレに対するタカ派的姿勢が改めて表面化して、今日までの間に欧米主要国の市場の形勢は6月の出直しとなってしまった。8/31号で書いたよう
別府 浩一郎2022年9月28日1 分投資部門別日本株保有状況(2021年度版)21年度末の外国人の日本株保有比率は前年比0.2ポイント増の30.4%。14年度末以降は30%近辺での揉み合いに終始。国内法人勢では事法等、生保、都銀・地銀等の保有比率が過去最低を更新。個人は前年比0.2ポイント減の16.6%。逆張り志向と優待目的で空運株保有比率は50%超。
藻谷 俊介2022年9月25日1 分世界インフレ率 8月分8月の世界CPIインフレ率は、リアルタイム(直近3ヶ月区間の平均伸び率の年率換算値)で4.3%に低下(図4A、D)。4月9.4%、5月9.2%、6月7.5%、7月5.9%と順当に減ってきた。PPIインフレ率は、リアルタイムでついに年率0.6%(図7A、C)とほぼゼロインフレになっ
別府 浩一郎2022年9月25日1 分Weekly Market Watch 定例図表先週は株、債券、商品の同時安進む。国際商品市況ではWTI先物が7.5%安。金、木材、アルミニウム、すず、鉛は本年安値を更新(第30・31頁)。
別府 浩一郎2022年9月25日1 分S&P500は一段の大幅利上げ懸念で大幅続落先週、S&P500指数は4.8%、DJIAは4.1%、Nasdaq指数は5.5%下落。大幅続落。FOMCでの政策金利0.75%引き上げは事前予想通りも、22年末、23年末の見通し中央値が6月FOMC時の3.4%、3.8%から4.4%、4.6%へ大幅に切り上がったことを嫌気。
藻谷 俊介2022年9月23日1 分モデル週報世界長期金利は一段と上昇し、世界株価は先々月の2.7合目に逆戻り。FOMCで先々の予想が多少なりとも上方修正されたことには違和感ばかり感じる。増加に転じていた人流が再び減ったので、日本の新規感染者は減少する状態を続けているが、そのペースはゆっくりとしてきたことに変わりない。
別府 浩一郎2022年9月23日1 分9月FOMCでの失業率見通し9月FOMC失業率見通しは2022年から2025年までの各第4四半期平均値の予測中央値が、順に3.8%、4.4%、4.4%、4.3%だった。最悪値は2024年の前半頃に4.5%~5%あたりとなる。最広義失業率では9%~10%程度までの悪化を想定していることになる。
藻谷 俊介2022年9月20日1 分第三次産業活動指数 7月分当社のX13AS季調では、7月は前月比-0.4%の99.6だった(図2A)。6月は0.2ポイント下方修正の100.0となっている。経産省季調では2ヶ月連続マイナスでも、ぶれの少ない当社季調では1ヶ月だけのマイナスであり(図2B)、当社季調を四半期で描画すると、特段大きな変化には見