別府 浩一郎2022年8月14日1 分S&P500はCPI低下好感し大幅4週続伸先週、S&P500指数は3.3%上昇。大幅4週続伸。水曜発表の7月CPIは前月比0.0%(事前予想0.2%上昇)、同コアは前月比0.3%上昇(同0.5%上昇)。金曜発表のミシガン大調べ消費者の1年インフレ予想8月速報値も低下し、株価はこの両日で大幅高。
藻谷 俊介2022年8月11日1 分PPI企業物価 7月分右記事は、今月もありとあらゆる表現を使ってインフレ感を煽っているが、とっくに時季外れであることはこれまでも述べてきた通り。今月もリアルタイム・インフレ率は、より勢いを増して低下している(図2C~D)。末端は、総合で4.2%、エネルギーを除くベースで5.9%であり、先月予想した10
藻谷 俊介2022年8月9日2 分6月の統計を概観して先月号では、市場のインフレ懸念は徐々に退潮してきているが、反対に増してきた不況懸念についても、内外の統計にはそれが表れていないことを改めて指摘した。6月になると、5月の弱点だった鉱工業生産系指標までもが回復し、内需系も更に堅調となったこと
藻谷 俊介2022年8月7日1 分消費関連統計 6月分6月はDだけ微かなマイナスとなったが、趨勢としては3~5月に続いてA~Dが揃ってプラスだったと言って良いだろう。B.以外は実質統計であり、ウクライナ戦争やそれによる物価上昇にもかかわらず、改善が続いていることは朗報である。また、名目統計であるB.については、当社で実質化した図5L
藻谷 俊介2022年8月7日1 分労働関連統計 6月分6月も労働環境は改善傾向が続く。物価が落ち着き始め、給与増がそれに勝って転換点を迎えている。 雇用(人数): 異なる統計の、往々にして異なる結論を、恣意性なしで単純な星取り表として考えるのがここでのポイント。雇用の絶対「数」の動向を示す図2B青線、図2D青線、そして図2Eの「雇用
藻谷 俊介2022年8月7日1 分景気動向指数 6月分先行CI、一致CI、遅行CIの平均である6月の「総合CI」は、前月比+1.8%の99.0であった(図2A赤線)。5月は0.3ポイント下方修正されて97.3となっている。TOPIXなど相場2系列を除くベースでも同じく+1.8%だったが(図2A青線)、そこからぶれの大きい鉱工業生産系
別府 浩一郎2022年8月7日1 分S&P500はITセクター中心に小幅3週続伸先週、S&P500指数は0.4%上昇。7月ISM非製造業指数が56.7と事前予想53.5を大きく上回ったことを好感し、S&P500は水曜に1.6%高。先週はこの日のみ上昇。週間では小幅高。半導体関連やAmazon.comが確り。
別府 浩一郎2022年8月7日1 分Weekly Market Watch 定例図表中国株は世界全体の株価の流れと逆行した動き(第24頁)。CSI300株価指数、上海総合株価指数のいずれも200日線が上値を抑える(第25頁・第26頁)。後者の産業別指数のうち、銀行株を含む総合業指数が先週、2019年初来の安値。
藻谷 俊介2022年8月6日1 分モデル週報世界長期金利は低下、株価は3.5合目まで上昇と言うことで、筆者の主張してきたリセッションではないインフレ率低下(正常化)がようやくコンセンサスとなってきたように見受けられる。1日平均20万人程度でピークアウトと予想してきた日本の新規感染者数だが、1日平均21万人にはなったものの頭
別府 浩一郎2022年8月4日1 分一段と低迷するユーロ圏家計マインド先週発表のユーロ圏の7月消費者信頼感指数は前月比3.2ポイント低下の-27.0で、コロナ禍直後の2020年4月に記録した-24.5を大きく下回った。物価高が響き、7月の過去1年家計資金繰りDI、今後1年同DIも2020年ボトムを下回る。