藻谷 俊介2022年5月31日1 分鉱工業生産 4月分当社季調では前月比+0.1%で、むしろ中国のロックダウンの影響は予想以上に小さかった形である(図2D)。経産省季調でも出荷を見ると、前月比マイナスではない(図2C)。このことは、先月号での図2A赤線が上向いていたこと、そして今月も上向いていることと矛盾せず、企業は中国のコロナ動静
藻谷 俊介2022年5月31日1 分CPI消費者物価 4-5月分2ヶ月前の号で、「インフレがいよいよ懼れられているが、3%インフレあたりが当面の目安となると思う。円安の加速などがあれば、多少増える可能性もあるが、今の段階では見たこともないインフレにはならないと言うのが結論である。」と述べて以来、実際のデータの動きも落ち着いていることが示されて
藻谷 俊介2022年5月30日1 分モデル週報先週と同じ流れ。内外金利は僅かに低下する一方で、世界株価は3.3合目から3.4合目に上昇した。日本のコロナ感染者数は、新しい人流モデルで説明できる形で、今は減少しているが、近々増加に転じる可能性が指摘できる。
別府 浩一郎2022年5月29日1 分S&P500は8週ぶり大幅反発先週、S&P500指数は6.6%上昇。8週ぶり大幅反発。水曜公表の5月FOMC議事要旨は過度にタカ派的な内容ではなく安心感誘う。週末発表の4月個人消費支出前月比0.9%増(事前予想0.7%増)、4月PCEPI前月比0.2%上昇(同0.3%上昇)も好感。
別府 浩一郎2022年5月29日1 分Weekly Market Watch 定例図表先週は世界的に金利上昇一服、株価反発となりましたが、我が国の場合、債券市場の機能は強く抑圧され、ほとんど動きが無い状態が継続。株式市場も、目先はともかく、長い目で見ればダイナミズムが失われる過程にあることは変わりないと思われます。
藻谷 俊介2022年5月27日7 分コロナウイルスはもう忘れてしまって良いのか一時期は頻繁に発行していた「コロナ拾遺」だが、しばらく出してしていない理由を読者に問われることがある。実際の筆者は毎朝、相も変わらず新しいデータの入力を続けており、その主な部分は毎週のモデル週報で読者の一部に公開している。毎朝入力していて一番変わったと思うのは、各国当局の数字に対
藻谷 俊介2022年5月22日2 分設備投資受注 3月分最初に、見出しは「コロナ前届かず」だが、10.37兆円と10.40兆円はほぼ同じであり、「コロナ前にほぼ並ぶ」で良いのではないかと思う。わずかでも小さかったら負けのような賭け事まがいの仕切り方には、何となく統計の素人感が漂うのだ。実際に、設備投資は経済の数少ない明るい部分であると
藻谷 俊介2022年5月22日1 分第三次産業活動指数 3月分当社のX13AS季調では、3月は前月比+0.6%の97.9だった(図2A)。2月は0.3ポイント下方修正の97.3だった。ぶれの大きい経産省季調では、先月大きく下がった分、今月の上昇が大きいだけであり、図2Bが示しているのは、完全なる横ばいレンジである。 前号では3月あたりからレ
別府 浩一郎2022年5月22日1 分S&P500は7週続落。消費関連銘柄が総崩れ先週、S&P500指数は3.0%、DJIAは2.9%、Nasdaq指数は3.8%下落。S&P500は7週続落。3指数とも本年安値を更新。Targetが2-4月期決算52%減益を発表した水曜にS&P500は4.0%大幅安。Targetは週間で29.3%急落。