藻谷 俊介2022年4月29日1 分モデル週報世界株価、世界長期金利ともに先週から幾分低下し、リスクオフの気配が強まった。ドルも相変わらず強く、古典的な紛争リスク相場が続いている。コロナサイドでは台湾の新規が10倍になる日数が12日まで短縮し、いよいよ加速している。ニュージーランドでもそうだったが、当初鎖国政策で成功したよう
藻谷 俊介2022年4月28日2 分鉱工業生産 3月分当社季調では前月比横ばいで、言葉の上ではイメージが異なるが、実際は図2Bが示しているように、どちらの季調で見ても低迷している。自動車部品の不足で大減産となった去年9月の谷からは、一旦持ち直しているが、その後は失速しているのである。その本筋が右記事から伝わってくるかどうか。 とは言
別府 浩一郎2022年4月24日1 分S&P500は利上げ加速警戒で3週続落先週、S&P500指数は2.8%、DJIAは1.9%、Nasdaq指数は3.8%下落。S&P500は3週続落。週前半まで好決算銘柄中心に確りだったが、FRB議長の利上げ加速発言が伝わった週後半、一気に下げ足を速めた。
別府 浩一郎2022年4月24日2 分超緩和漬け主要国・地域の「中銀総資産/名目GDP」を比較した時、日本のそれは度外れて高水準であるにも関わらず、日銀総裁は「超緩和を維持する」と言う。「超緩和漬け」の下、成長力が高まることも無く、「一般政府債務残高/名目GDP」は上昇を続けるという構図が助長される。
別府 浩一郎2022年4月24日1 分Weekly Market Watch 定例図表「ゼロコロナ」に固執し続ける中国のCSI300株価指数(第28頁)は、本日(4月25日)時点で3月15日終値3983ポイントを下回って来ています。【お詫び】アップロードが遅れて大変申し訳ございません。
藻谷 俊介2022年4月23日1 分第三次産業活動指数 2月分当社のX13AS季調では、2月は前月比マイナス0.6%の97.6だった(図2A)。1月は0.4ポイント上方修正の98.2で、それとの差し引きでは、2月は前月時点とあまり変わらない水準だった。 コロナ感染者数のピークは2月9日で、Google Mobilityが示す全国平均の人流も
藻谷 俊介2022年4月23日1 分モデル週報先週からは小動きだが、世界株価は5.5合目までじわりと下がる。世界長期金利は各国の物価指数上昇を反映して僅かだが上昇したものの、まだ不透明感は強いようで一気に上昇することもない。コロナの新規感染はインド、台湾で上昇が顕著になる一方、大陸中国は減速、日本では第7波の認定が怪しくなっ
藻谷 俊介2022年4月22日1 分世界インフレ率 3月分3月の世界CPIインフレ率はリアルタイムで6.9%に急伸(図4A、D)。理由は説明するまでもない。PPIインフレ率も上昇しリアルタイムで年率13.1%(図7A、C)。ロシア制裁による商品相場の第3波はドルベースではピークアウト(図8J~K)。第3波は第1波の約1.5倍の瞬間風速な
藻谷 俊介2022年4月20日2 分貿易統計 3月分メインチャートの輸出数量指数は、ぶれの少ない当社季調では漸増、内閣府季調では若干マイナスだったが(図2A)、どちらの線も最近の右上がり趨勢は崩されていない。Weekly Economics 中国統計ウォッチと同様に、少なくともこれまでに発表された3月の景気指標に、ショッキングな悪