別府 浩一郎2021年9月12日1 分景気回復鈍化懸念でS&P500は3週ぶり反落先週、S&P500指数は1.7%、DJIAは2.2%、Nasdaq指数は1.6%下落。S&P500は3週ぶり反落。感染拡大による景気回復鈍化懸念や予想を上回る8月PPIの上昇など嫌気。11セクター全て下落は本年1月第4週以来。
別府 浩一郎2021年9月12日1 分Weekly Market Watch 定例図表東証1部PBRで見ると、2013年以降の日本株は概ね「1.0~1.5倍」のレンジが延々と続いている状態(第14頁)。
藻谷 俊介2021年9月11日1 分モデル週報世界株価、金利ともにわずかながら上昇。中国株が上昇、米国株が下落と明暗を分けたが、上昇した日本株は改めて日本の現実としての立ち位置を示すものかも知れない。感染はピークアウトする国もある一方で、世界的には高止まり。ただし致死率は世界的にも低下してきている。1回以上接種率で日本はアメ
藻谷 俊介2021年9月11日1 分消費関連統計 7月分ただ所得面では、3ヶ月連続で家計全体の収入は上げ足した(図6M)。これは僚誌「労働関連統計」で述べた好調さと符合する。7月は人流は減って、感染者は増えたが、もはや企業はそのことで賃金や雇用を引き締めたりはしなくなってきたと言うことだろう。政府には面従腹背になりつつあり、徐々にイギ
藻谷 俊介2021年9月10日1 分労働関連統計 7月分7月の労働環境は、このように幅広く改善。緊急事態宣言とオリンピックによる休日増加で、向かい風が吹く月であったが、宣言慣れと自粛疲れで実効性が低下し、企業も後ろ向きな政策を採らなかったように見える。
藻谷 俊介2021年9月10日2 分7月の統計を概観してとは言え、先月も書いたように、景気のピークアウトが確定したとは言えず、今ならまだ踊り場で済む可能性も残している。いまだに平均賃金の上昇パスは崩れず(図L)、在庫も意図せざる急上昇には至っていない(図C)。堅調な設備投資も景気を下支えしている(図G)。持ち堪えつつ、減速の主因である
藻谷 俊介2021年9月10日1 分世界成長率 4-6月期4-6月期の世界成長率は、データ収集率100%の現段階で前期比年率換算+1.7%と低迷(図4A)。V字を終えて減速しているのは当然だが、2%割れでは減速しすぎていると言える。
別府 浩一郎2021年9月9日2 分感染拡大下の米ユ日8月家計マインドなどデルタ株による感染拡大下、8月の米国、ユーロ圏、日本の家計マインドはいずれも悪化。ただ、今後も一段と悪化という性質のものではない。米雇用市場は基本的に底堅く、ユーロ圏の企業の雇用予想指数はむしろ改善した。
藻谷 俊介2021年9月8日1 分景気動向指数 7月分7月は、第4次緊急事態宣言(7/12~)が始まり、オリンピックのための自重も求められたため、景気には向かい風が吹いた。ただ、月ごとのアップダウンを均して全体の動きを見ても、4月以降は頭が重くなっていることは明らかである。それが最大のメッセージだ。
藻谷 俊介2021年9月6日3 分もうこの辺でいいだろう何よりも、その結果として、国民全体の致死率も1.5%から0.1%に低下した(ピンク色部分)。厚生労働省の試算では毎年約1千万人の国民がインフルエンザに罹り、約1万人が直接、間接に死亡しているという。致死率は0.1%だ。高齢者を中心にワクチン接種が進んできたことで、デルタ型の猛威に
藻谷 俊介2021年9月5日1 分モデル週報日本と東京の第5波はほぼフラット化。世論はいつもながらまだ遅れた悲観を引き摺っているが、そのおかげで人流の伸びは緩慢で、水準も低いため、感染減少はまだ続き得るように思える。世界株価はコロナ後で初めて10合目に到達。ただ実物経済は弱いので、ここからのオーバーシュートに期待できるか筆