別府 浩一郎2021年5月16日1 分Weekly Market Watch 定例図表過去13週騰落率では、米国株6.1%上昇、ユーロ圏株8.0%上昇に対し、日本株2.8%下落(いずれもSPDJIの指数ベース)と、日本株が一人負け(第3頁)。
藻谷 俊介2021年5月15日2 分消費関連統計 3月分消費は一つの統計ですべてを語ることができない。当社では以下の中核的統計を総覧することを推奨している。 A. 「世帯消費動向指数(図2A)」 総務省 B. 「商業販売額指数・小売業(図4A)」 経産省 C. 「総消費動向指数(図7A)」 総務省...
藻谷 俊介2021年5月15日1 分モデル週報株価は一部の国で急落したが、トレンドを改めるようなものではなく、合目は8合目強をキープしている。長期金利、為替も方向感なし。日本(東京)の感染者は連休で医療機関が休みだった時期を越えると増加傾向を強め、10頁の予測破線は再び反り返る。12頁では自粛度合いが今まで緊急事態宣言...
藻谷 俊介2021年5月14日1 分世界景気先行指数 4月分4月の世界景気先行指数(速報)は季調済前月比+0.5%の151.3で12ヶ月連続で増加(図4A)。3月は0.1ポイント上方修正の150.5だった。先月も書いたが、予想に反してなかなかペースが落ちない。 山に喩えると先月の8.1合目から9.2合目に上昇(図4B)。しばらく前か...
藻谷 俊介2021年5月13日2 分3月の統計を概観して緊急事態宣言が有名無実化したことで日本経済は好転、 しかし世界は… 先月号では、ワクチンが遅れている日本では、感染者数の増減に応じて人間活動のストップ・ゴーがまだしばらく繰り返されると想像するしかないが、その反復の中から不況が生まれてはいないことは認知するべきだろうと述べた...
藻谷 俊介2021年5月12日2 分景気動向指数 3月分先行CI、一致CI、遅行CIの平均である3月の「総合CI」は、前月比+3.5%の96.5であった(図2A赤線)。2月は0.1ポイントだけ下方修正されて93.3となっている。TOPIXなど相場2系列を除くベースでも+3.0%と改善幅は大きく(図2A青線)、そこからぶれの大きい...
藻谷 俊介2021年5月11日1 分世界鉱工業生産 3月分3月の世界鉱工業生産(速報)は、季調前月比+0.5%(前年同月比+7.8%)の135.3となり、2月のマイナスから再上昇したが、線形は頭打ちである(図5A)。2月は0.1ポイント下方修正の134.7であった。 世界輸出額は増加して史上最高値を再び更新したが(図8A)、輸出数...
藻谷 俊介2021年5月9日2 分労働関連統計 3月分3月の労働環境は、2月と同様に緊急事態宣言の長期化の割にはまずまず改善した。逆に言えば、緊急事態宣言が効かず、すぐに再発令となってしまったわけだが。 雇用(人数): 異なる統計の、往々にして異なる結論を、恣意性なしで単純な星取り表として考えるのがここでのポイント。雇用の絶対...