藻谷 俊介2021年5月31日2 分鉱工業生産 4月分先月号では、跳ね上がっていた4月の予測指数について話がうますぎる(too good to be true)のではないか、と述べておいた。世界鉱工業生産が減速していたからである。 4月はそれなりのプラスではあったが、予測されていた上昇の半分ほどに終わった(図3C)。特に強気だ...
藻谷 俊介2021年5月31日1 分CPI消費者物価 4-5月分当冊子のキーチャートである図2Mは、GoToキャンペーンが表面的に作り出した物価下落がU字溝のようなデフレ谷を作ったり、4月に携帯通信料の値下げがあったりして、極端に上下しており、底流のインフレ率が見えにくい。ただ、図中に黄色く架橋したように引いてある太線が示す年率0.3%...
別府 浩一郎2021年5月31日2 分ユーロ圏景況感に見るワクチン効果先週末発表の5月ユーロ圏景況感ではワクチン効果が強く感じられた。総合的景況感指数(ESI)は前月比4.0ポイント上昇の114.5で、18年1月以来の高水準となった。
別府 浩一郎2021年5月31日2 分ユーロ圏景況感に見るワクチン効果昨年10月から本年2月まで停滞していたユーロ圏のサービス業信頼感指数は、3月7.4ポイント、4月11.8ポイント、5月9.1ポイントと連続して大幅上昇。ワクチン普及による経済活動再開を急速に織り込む形となった。
別府 浩一郎2021年5月30日1 分長期金利沈静化でS&P500は3週ぶり反発先週、S&P500指数は1.2%、DJIAは0.9%、Nasdaq指数は2.1%上昇。S&P500は3週ぶり反発。先々週央以降の長期金利沈静化を歓迎し、月曜、S&P500は主力ハイテク株中心に1%高。その後は史上最高値を目前に小動き。
別府 浩一郎2021年5月30日1 分Weekly Market Watch 定例図表パンデミック下での返済猶予措置は金融機関にとっての懸念材料という見方も出来ますが、少なくとも米国株市場を見る限りでは金融株のパフォーマンスへの影響は感じられません。
別府 浩一郎2021年5月30日2 分大幅改善した米家計の雇用現状認識米家計の雇用に関する現状認識は大きく改善している。Conference Board消費者信頼感指数の構成要素である雇用現状DIは、本年2月に1.4だったものが、3月以降、10.2、21.6、34.6と急上昇。コロナ禍前、昨年1月の35.3に迫った。
藻谷 俊介2021年5月29日1 分モデル週報金融市場は方向感のない小動きが続く。日本および東京のコロナ新規感染者数は、人出の水準が閾値を上回っているのに減少しており、モデルの説明性が短期的に低下している。アルコール提供の自粛などの定性的な差違が意外に効いているのかも知れず、次はどこで感染者数が増えてくるかが目下の関心...
別府 浩一郎2021年5月23日1 分Weekly Market Watch 定例図表日経調べ東証1部予想PERに基づく予想EPSが118.75まで上昇(第14頁)。日経によるSBGの今期純利益予想4.5兆円が影響。QUICKコンセンサスの2.1兆円、四季報予想の0.9兆円とのギャップ大。