藻谷 俊介2021年4月30日1 分CPI消費者物価 3-4月分前年同月比ではマイナスが続いているが、実際は年率+0.3%程度のインフレですよ、と言うのが先月号までのまとめだった。ところが4月の東京都区部のCPIは急落(図2H、M)。原因は、と探ると、図4Gが崖のように落ち込んでいて、要は携帯各社の新料金プランで一斉に通信費が下がったこ...
藻谷 俊介2021年4月30日1 分鉱工業生産 3月分先月号では新聞が2月のマイナスを、通りの良い車載半導体不足で説明したことを批判したが、3月は結構なプラスになり右記事のとおり影響は小さかったと来た。図2Kを見る限り、輸送機生産への悪影響は出てくるとして5月からと思われる。...
別府 浩一郎2021年4月28日1 分雇用への認識改善が目立つ米家計米国消費者信頼感指数で雇用に関する認識が現状、先行きの双方で大幅に改善している。大型経済対策とワクチン接種進展が寄与していることは疑いようも無い。
汨羅2021年4月25日3 分編集余録余暇の話で恐縮であるが、今月思い立ってビワイチ(自転車で琵琶湖を一周すること)のために滋賀県に出かけた。コロナが発生して以来、週末もデータの入力その他があってなかなかまとめて休めない日々が続いていたので、一度本物の息抜きがしたくなったのである。...
別府 浩一郎2021年4月25日1 分S&P500は5週ぶり小反落先週、S&P500指数は0.1%、DJIAは0.5%、Nasdaq指数は0.3%下落。S&P500は5週ぶり小反落。世界レベルでの感染拡大と国内でのワクチン普及との綱引きで、株価は最高値圏で一進一退。
藻谷 俊介2021年4月24日1 分モデル週報日本は緊急事態宣言の前触れがあったにもかかわらず、国民の活動レベルが上昇気味で、都営地下鉄の乗車率はこの間の最高値をあっさり更新してしまっている。果たして政府が目論む「場所ベース」の規制で、国民の「行動ベース」の緩みが打ち消せるものなのか興味深い。イギリス、イスラエルも行動...
藻谷 俊介2021年4月24日1 分世界インフレ率 3月分図4Aが示す世界CPIは、先月より更に加速して6ヶ月平均年率で3.4%。もう少し短い3ヶ月スパンで見ると4.5%で、レンジの上限に達した(図4D末端)。PPIも大きく加速して6ヶ月平均年率で10.6%(図7A)、3ヶ月スパンでは14.1%にもなり(図7C)、川上ではそろそろ...
藻谷 俊介2021年4月23日1 分第三次産業活動指数 2月分当社のX13AS季調では、2月は前月比+0.4%の96.8だった(図2A)。1月は0.8ポイント上方修正の96.4だった。4ヶ月ぶりのプラスである。先月号では「Google Mobilityなどを見る限りでは、2月に入るとかなり人々は動き出していて、3月は更に動きが増えてい...