藻谷 俊介2021年4月15日4 分コロナ拾遺 19前号から1ヶ月近く経ってしまったことをお詫びするが、前号で述べてしまったことから特に変更はない。ワクチン接種率の高い国は国民の活動レベルを徐々に上げて行けるが、逆に日本のように接種率が小さい国は変異種の拡大に合わせて活動レベルを下げないことには感染拡大を抑えることができない...
藻谷 俊介2021年4月15日1 分PPI企業物価 3月分PPIは昨年5月を底にして上昇に転じ、途中秋頃の踊り場を経て、今日まで上昇を続けている(図2A)。図2Bのエネルギーを除くベースでは、底ばいが続いた後、1月から本格的な上昇期に入った。 いつもながら新聞は、前年同月比でプラスになった3月からようやく「波及し始めた」と言うわけ...
藻谷 俊介2021年4月13日1 分モデル週報日本の新規感染ペースは少し低下したが、この活動レベルでは感染増は続かざるを得まい。イスラエルとイギリスは引き続き新規感染者数が縮小。もっとも直近は活動レベルも下がっているので、ワクチンの効果ではないと誤解する人もあることだろう。活動レベルが上がっても新規感染が減り続けたこと...
別府 浩一郎2021年4月12日1 分家計マインドの根底部分「今後1年景況感DI」は-8.5で、コロナ・ショック直後の昨年3月-42.2や、昨年12月-23.1からも大きく改善。一方で、「長期の日本経済成長力DI」、「今後1年収入DI」、「今後1年支出DI」は低空飛行が続いている。家計マインドの根底部分にあるのがこれらと言って良いだろう。
別府 浩一郎2021年4月11日1 分米国個別株動向米国主要銘柄の1週・13週・52週騰落率表およびチャート集です。 <内容> 主要銘柄:株価騰落率 主要銘柄:ティッカー・シンボル 主要銘柄:52週騰落状況 主要銘柄:13週騰落状況 チャート1:エネルギー、素材 チャート2:資本財 チャート3:資本財(続き)、一般消費財...
別府 浩一郎2021年4月11日1 分主力株中心にS&P500は3週続伸S&P500は3週続伸し最高値更新。週初発表の3月ISM非製造業指数が前月比8.4ポイント上昇の63.7(事前予想58.5)で過去最高を記録。同製造業指数に続いて企業景況感の力強い改善を示した。長期金利が1.6%台に留まる中、主力ハイテク株への見直し買いも継続。
別府 浩一郎2021年4月11日1 分Weekly Market Watch 定例図表米国株動向を反映して電気機器相対株価が切り返す一方、医薬品相対株価はコロナ禍での安値更新。陸運相対株価は電鉄主導で2008年6月下旬以来の安値(第12-13頁。グラフは2009年以降)。
藻谷 俊介2021年4月8日2 分2月の統計を概観して足踏みから脱出の気配 先月号では、生産や消費の足踏みは継続したが、それでも足踏みに過ぎないと述べて、景気低迷が長期化することを否定した。2月は小さいながらも改善する指標が多く、その分析で正しかったのではないかと思っている。...
藻谷 俊介2021年4月8日1 分景気動向指数 2月分先行CI、一致CI、遅行CIの平均である2月の「総合CI」は、前月と同じ93.4であった(図2A赤線)。1月は0.8ポイント下方修正されて93.4となっている。TOPIXなど相場2系列を除くベースでは-0.5%と悪化したが(図2A青線)、そこからぶれの大きい鉱工業生産系の7...
管理人2021年4月7日3 分【新サイトの使い方・2】 レポート発行案内メールについてこんにちは、管理人です。今日は皆さまからご質問の多い、レポート発行案内メールの現状について説明したいと思います。 以前の当社サイト同様に、今回の新しいサイトでも新しいレポートの発行時に案内メールが送信されます。ただしその仕様上、ビジネス、パーソナルの会員種別に関係なく全会員...
別府 浩一郎2021年4月7日1 分大きく分かれた業況サイクルの明暗「日銀短観」3月調査で、業況判断DIのサプライズ幅は大企業加工業種ではバブル期以来の大きさ。伸び悩んだ非製造業との間で業況サイクル・グラフの明暗が大きく分かれた。「明」の製造業を象徴したのが電気機械と生産用機械。その製品需給判断DIや在庫判断DIも整合性ある改善ぶりを示した。