藻谷 俊介2020年10月26日6 分厳しい米中対立は続くのか(シリーズ中国5)昨年12月のシリーズ中国4(ツキディデスの罠)では、次回は欧中関係を視野に加えると書いたが、その機会を得ないままコロナ時代に入ってしまい、気がつくと米大統領選は目前である。コロナ克服でトランプ再選に弾みが付くという一部の期待に反して、トランプの異常なまでの元気アピール、幼稚に見え
藻谷 俊介2020年10月23日3 分コロナ拾遺 11期せずしてコロナ拾遺10から時間が経過してしまったが、公約通り、データのアップデートは続けたい。 欧州の感染増加動向 欧州は再ロックダウンで、景気への影響が心配されている。とは言え、以前、中国の感染対策で説明した狭地域限定のロックダウンが志向されており、国全体への影響はそれ...
藻谷 俊介2020年10月23日1 分モデル週報今週も動きの少ないマーケット。独仏英の感染者はまだピークアウトが認められない。日本は活動水準が閾値を若干上回っているものの、横ばっているために感染者の急増が見られない。
藻谷 俊介2020年10月21日1 分世界インフレ率 9月分6~8月は堅調に上昇した世界物価だったが、世界CPI、PPIともに9月は上昇のペースが落ちた(図4A、7A)。先月、近年最高レベルまで回復したインフレ率は、限度を超えるインフレになるのかどうかが焦点だったが、頃合い良く低下した(図4D、7C)。先月号で、「余ったマネーが世界中に作
藻谷 俊介2020年10月20日2 分月例中国統計ウォッチ 9月分7-9月期成長率は年率6.3%が妥当 ほとんど季節調整されていない中国の統計を、すべて季節調整ベースで並べて観察するのが月例中国統計ウォッチである。すでに先月時点で「恐らく中国経済の生産面は完全復旧したと言っても差し支えない状況」と述べたが、9月もGDPはじめそれを更に補強...
別府 浩一郎2020年10月19日1 分調整含みの米株200日線からの乖離率Nasdaq指数の200日線からの乖離率は9月2日に29.0%に達し、この面でも現在は調整過程にあると見て良さそうだ。ITバブル時のような50%超えの熱狂からは遠い。