別府 浩一郎
2020年9月20日1 分
先週、S&P500指数は0.6%下落、DJIAはほぼ横這い、Nasdaq指数は0.6%下落。小幅ながら3週続落。FOMCでは少なくとも23年末までゼロ金利を維持する姿勢が示されたが、週前半には買い戻しの動きもあった主力ハイテク株が週後半失速。追加景気対策の不透明感も嫌気。主な経済指標では8月鉱工業生産指数は前月比0.4%上昇（同1.0%上昇）。8月小売売上高は前月比0.6%増（同1.0%増）。8月住宅着工件数は前月比5.1%減の年率141.6万件（同147.8万件）。8月住宅建設許可件数は前月比0.9%減の年率147.0万件（同152.0万件）。9月ミシガン大調べ消費者センチメント指数速報値は前月比4.8ポイント上昇の78.9（同75.0）など。
セクター別騰落率はエネルギー2.9%、資本財1.5%、素材0.9%、ヘルスケア0.8%、不動産-0.1%、金融-0.2%、公益-0.8%、IT-1.0%、生活必需品-1.7%、コミュニケーション-2.3%、一般消費財-2.3%。
個別銘柄上昇率上位はGE 15.6%、Diamondback Energy 14.0%、Occidental Petroleum 14.0%、WestRock 11.4%、Fiserv 11.2%。下落率上位はIllumina -15.6%、Carnival -13.5%、Coty -13.1%など。