別府 浩一郎

2021年7月18日1 分

感染拡大傾向嫌気しS&P500は4週ぶり反落

先週、S&P500指数は1.0%、DJIAは0.5%、Nasdaq指数は1.9%下落。S&P500は4週ぶり反落。月曜に3指数揃って史上最高値更新後は揉み合い。変異株による新規感染者数拡大傾向、行動制限強化の動きを嫌気し週末にかけ弱含み。週間では下落。石油株、レジャー関連株が大幅安。ITセクターも9週ぶり反落。主な経済指標では6月コアCPIは前月比0.9%上昇(事前予想0.4%上昇)。6月鉱工業生産指数は前月比0.4%上昇(同0.6%上昇)。6月小売売上高は前月比0.6%増(同0.4%減)、除く自動車では前月比1.3%増(同0.4%増)。7月ミシガン大調べ消費者センチメント指数速報値は前月比4.7ポイント低下の80.8(同86.5)など。

セクター別騰落率は公益2.6%、生活必需品1.2%、不動産0.7%、ヘルスケア-0.2%、コミュニケーション-0.3%、IT-0.6%、資本財-1.5%、金融-1.6%、素材-2.4%、一般消費財-2.6%、エネルギー-7.7%。

個別銘柄上昇率上位はEversource Energy 5.7%、Evergy 4.5%、PepsiCo 4.2%。下落率上位はNorwegian Cruise Line -15.8%、Occidental Petroleum -14.2%、Carnival -13.8%、Apache -12.6%、Gap -12.4%。