藻谷 俊介

2022年4月29日1 分

モデル週報

世界株価、世界長期金利ともに先週から幾分低下し、リスクオフの気配が強まった。ドルも相変わらず強く、古典的な紛争リスク相場が続いている。コロナサイドでは台湾の新規が10倍になる日数が12日まで短縮し、いよいよ加速している。ニュージーランドでもそうだったが、当初鎖国政策で成功したように見えた国々も結局は打破されて、短期的な巧拙にはあまり意味がなかった形になっている。東京の感染率は10%を超え、一部に複数回感染した人がいるとしても、およそ10人に1人が感染を経験したことになった。