藻谷 俊介

2022年9月11日1 分

モデル週報

世界株価は3.6合目まで上昇し、8月(2.7合目)の底割れは免れた。アメリカ中心主義で行くなら、まだ政策発の危機はあるかも知れないが、インド、中国、ブラジル、トルコなどの株価はパウエル演説の影響をあまり受けておらず、別の流儀で動いている。世界長期金利の上昇も、米金利に比べると些少だ。海外でコロナ感染データ収集の簡略化が進み、日本もそうなってきたことから、今号からグラフ類を整理した(ただし手元データの更新は当面は従来通り継続する)。日本の新規死者数もようやくピークアウトした(9頁)。ただ、世界的には死者のピークが下がってきているのに、日本が右上がりというのも情けない。