S&P500は長期金利上昇受け小幅続落

先週、S&P500指数は0.1%、DJIAは0.02%、Nasdaq指数は0.7%下落。S&P500はごく小幅続落。火曜発表の2月CPIは前月比0.4%上昇（事前予想0.4%上昇）、同コア前月比0.4%上昇（同0.3%上昇）も、同日のS&P500はITセクター主導で最高値更新。しかし、木曜発表の2月PPI前月比0.6%上昇（同0.3%上昇）、同コア前月比0.3%上昇（同0.2%上昇）を受け長期金利が上げ足を速めると、株価は週末に向け失速。他の経済指標では2月小売売上高は前月比0.6%増（同0.8%増）。2月鉱工業生産指数は前月比0.1%上昇（同0.0%）。3月ミシガン大調べ消費者センチメント指数速報値は前月比0.4ポイント低下の76.5（同76.9）など。

セクター別騰落率はエネルギー3.7%、素材1.5%、コミュニケーション0.5%、生活必需品0.4%、金融0.4%、資本財-0.2%、IT-0.4%、公益-0.5%、ヘルスケア-0.8%、一般消費財-1.2%、不動産-3.1%。

個別銘柄騰落率上位はFreeport-McMoRan 11.9%、3M 11.8%、Oracle 11.7%、CoStar Group 10.5%。下位はJabil -18.6%、Southwest Airlines -17.3%。Enphase Energy -17.3%、Dollar Tree -13.9%など。