S&P500は金利上昇嫌気し3週続落

先週、S&P500指数は2.7%、DJIAは3.0%、Nasdaq指数は3.3%下落。S&P500は3週続落。火曜、S&P Globalの米国PMI2月速報値が非製造業中心に上振れし、長期金利が大幅上昇。当日だけでS&P500は2.0%安。週末発表の1月個人消費支出前月比1.8%増（事前予想1.2%増）および1月PCEPI前月比0.6%上昇（同0.4%上昇）、同コア前月比0.6%上昇（同0.4%上昇）を受け、早期利上げ停止期待は一段と後退。他の経済指標では1月中古住宅販売件数は前月比0.7%減の年率400万件（事前予想410万件）。1月新築住宅販売件数は前月比7.2%増の年率67.0万件（同61.7万件）。1月個人所得は前月比0.6%増（同1.0%増）など。

セクター別騰落率はエネルギー0.2%、素材-0.1%、生活必需品-1.4%、金融-2.0%、ヘルスケア-2.7%、IT-2.7%、資本財-2.7%、公益-2.8%、不動産-3.8%、コミュサー-4.4%、一般消費財-4.4%。

個別銘柄上昇率上位はEQT 11.1%、Coterra Energy 9.2%、NVIDIA 8.9%、Linde 8.1%。下落率上位はDomino’s Pizza -16.8%、Moderna -16.4%、Keysight Technologies -15.1%、Autodesk -12.5%など。