S&P500は物価指標強含みで小幅続落

先週、S&P500指数は0.3%、DJIAは0.1%下落。Nasdaq指数は0.6%上昇。S&P500は小幅続落。注目の1月CPIは前月比0.5%上昇（事前予想0.4%上昇）、同コア前月比0.4%上昇（同0.3%上昇）。1月PPIも前月比0.7%上昇（同0.4%上昇）、同コア前月比0.5%上昇（同0.3%上昇）となり、早期利上げ停止への期待が後退。FRB高官からは利上げ継続を支持する発言が相次ぐ。他の経済指標では2月NY連銀製造業指数は前月比27.1ポイント上昇の-5.8（同-18.0）。1月小売売上高は前月比3.0%増（同1.8%増）。1月鉱工業生産指数は前月比0.0%（同0.5%上昇）。1月住宅着工件数は前月比4.5%減の年率130.9万件（同136.0万件）など。

セクター別騰落率は一般消費財1.6%、公益0.9%、生活必需品0.9%、資本財0.8%、コミュニケーション0.2%、金融-0.3%、IT-0.4%、ヘルスケア-0.4%、素材-1.0%、不動産-1.4%、エネルギー-6.9%。

個別銘柄上昇率上位はWest Pharma Services 15.7%、Ecolab 11.2%、Paramount 9.7%、Zoetis 8.7%。下落率上位はDevon Energy -16.1%、Apache -12.6%、EOG Resources -11.7%、Organon -10.3%など。