S&P500は反発し最高値更新

先週、S&P500指数は2.3%、DJIAは1.7%、Nasdaq指数は3.2%上昇。反発。S&P500は最高値更新。週初は新変異株への懸念で下げて始まるも、Nike、Micron Technologyの好業績や12月消費者信頼感指数が115.8（事前予想110.8）の発表を機に大幅反発。新変異株の重症化リスクが低い可能性、コロナ飲み薬緊急使用承認の報も有り一段高。経済指標では11月中古住宅販売件数は前月比1.9%増の年率646万件（同652万件）。7-9月期GDP確定値は実質前期比年率2.3%増（同2.1%増）。11月個人所得は前月比0.4%増（同0.4%増）。11月個人消費支出は前月比0.6%増（同0.6%増）。11月コアPCEPIは前月比0.5%上昇（同0.4%上昇）など。

セクター別騰落率は一般消費財3.8%、IT3.3%、コミュニケーション2.5%、エネルギー2.4%、資本財1.8%、ヘルスケア1.4%、素材1.2%、金融1.1%、生活必需品0.6%、不動産0.5%、公益0.2%。

個別銘柄上昇率上位はCitrix Systems 17.2%、Carnival 16.0%、Expedia Group 15.4%、Tesla 14.4%、Micron Technology 13.8%。下落率上位はModerna -15.2%、CarMax -8.2%、Oracle -7.1%など。